- 3月 白鳥沢学園高等学校卒業式
女子:あなた海外でも頑張ってね!
女子:応援してるからね!
あなた:ありがとう……!
- 海外に行くことを決めたあたしは社長に返事をした
するとあたしが海外へ行く事は瞬く間に日本中に広がり
卒業式である今日,女の子達に囲まれていた
白布:あなた
あなた:!白布くん……!
- 白布くんに名前を呼ばれてあたしは彼に駆け寄った
川西くんも一緒にいた
川西:にしても1年あっという間だったな!
白布:そうだな
- あたし達三人は移動して
桜の木の下のベンチに座っていた
川西:俺達が出会った頃が昨日みたいな気ぃしね?
あなた:え?
川西:モデルだって知らない白布があなたを部屋に連れ込んでてさー
白布:やましいことしたみたいな言い方やめろ
- そう。あたしは記憶を無くしてどうしようもない時
此処で白布くんと出会ったんだ
白布:ま,あん時あなたに声を掛けたのが俺でよかったって思ってるよ
あなた:え………?
- 白布くんはそう微笑んでくれた
あなた:あたしも………声を掛けてくれたのが白布くんでよかった
- もしあの時白布くんが声を掛けてくれていなかったら
もしあの時白布くんに出会えていなければ
もしかしたら今の自分は居なかったかもしれない
あなた:白布くん
白布:ん?
『 本当にありがとう……! 』
白布:……ほんと,あの頃と全然違うな
あなた:え……?
白布:あの頃は全く笑わねぇしいつも寂しそうな顔してたからさ
" あなたはやっぱり笑顔の方が可愛いよ "
白布:俺,あなたの事応援してるけど諦めてねぇから
あなた:え………?
白布:モデルとしてじゃない," 水城あなた "を好きになったんだ
- " だからもし別れたりとかしたら
俺ん所に必ず来いよ "
白布くんはそう笑ってくれていた
あなた:白布くん,本当にありがとう
白布:お礼言われるような事してねぇよ
あなた:ううん。白布くんと出会えてなかったきっと今のあたしは居なかったから。だから______
" 好きになってくれてありがとう______ "











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!