第7話

𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_6
462
2026/03/13 14:33 更新
前回
とうとう洗濯機一帯を泡の海にすることなく仕事を終わらせられるようになった出久だったが、新たな任務が出来たそれは「文字を書く事」だ。ということで、爆豪直伝で出久は生まれて初めて勉強をすることに。すると、出久と勉強の相性が良い事と爆豪の頭がいい事が分かったのは良いけれど…爆豪の様子が…?
執事(佐藤)
(これは…?)



勉強会を始めて3週間程たった。
勉強会の進捗は…

・文字 100点
・文 50点

こんな感じだった。
文を作るのは常に会話として使っていたため行けると思っていたが、書くのと話すのとじゃ天と地程の差があった。



どうしよう…どうしても文が作れないなぁ難しい…
緑谷 出久
緑谷 出久
???
爆豪 勝己
爆豪 勝己
………
爆豪 勝己
爆豪 勝己
俺ん家には図書室がある。あそこに行けば、色んな本が読めんだろ
緑谷 出久
緑谷 出久
え…?いいんですか?



「本」それは、僕にとって憧れだった。
町に並んでいた店の中にあった古本屋のガラスウィンドーから見える本の数々は、どんな話なんだろう、どんな物なんだろうと僕の欲望を掻き立てた。でも、奴隷はお金を持てない自由に行動できない。
だから、叶わない夢止まりだった。




そんな僕にとって大事な所に足を踏み込んでいいよと言っている。「奴隷」に。これがどんだけ凄いことか。



爆豪 勝己
爆豪 勝己
実践の方がいいだろ?
緑谷 出久
緑谷 出久
はい!!ありがとうございます!
爆豪 勝己
爆豪 勝己
鍵はめがねが知ってるから聞いてくれ。俺から言っとく
緑谷 出久
緑谷 出久
本っっっっ当にありがとうございます!!!



そして僕はすぐ佐藤さんの元へ駆け込み、図書室に向かった。








緑谷 出久
緑谷 出久
うわぁ!!
ほぼ王宮と同じ扱いの家のため想像はしていたが、想像を超えるとんでもない量の本が図書室には沢山あった。いつも、良いなぁと眺めていたガラスウィンドー越しじゃなく実物を触れるしかも倍の量で





叶うこと無かったはずの夢が今!!
緑谷 出久
緑谷 出久
凄い!!これは、あの時見てたやつ!あ、これもだ!




まさに、夢の空間!!


最っ高ー!!






緑谷 出久
緑谷 出久
『これから読んでみようかな!』



爆豪 勝己
爆豪 勝己
…w
執事(佐藤)
坊っちゃま?何か?
爆豪 勝己
爆豪 勝己
いや、何でもねぇよ笑




出久くんが来てから坊っちゃまの笑う回数が確実に増えた。坊っちゃまにとっての出久くんが今どんな存在になっているのか、少し気になりつつある








………少し昔話をしよう。





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