前回
とうとう洗濯機一帯を泡の海にすることなく仕事を終わらせられるようになった出久だったが、新たな任務が出来たそれは「文字を書く事」だ。ということで、爆豪直伝で出久は生まれて初めて勉強をすることに。すると、出久と勉強の相性が良い事と爆豪の頭がいい事が分かったのは良いけれど…爆豪の様子が…?
勉強会を始めて3週間程たった。
勉強会の進捗は…
・文字 100点
・文 50点
こんな感じだった。
文を作るのは常に会話として使っていたため行けると思っていたが、書くのと話すのとじゃ天と地程の差があった。
どうしよう…どうしても文が作れないなぁ難しい…
「本」それは、僕にとって憧れだった。
町に並んでいた店の中にあった古本屋のガラスウィンドーから見える本の数々は、どんな話なんだろう、どんな物なんだろうと僕の欲望を掻き立てた。でも、奴隷はお金を持てない自由に行動できない。
だから、叶わない夢止まりだった。
そんな僕にとって大事な所に足を踏み込んでいいよと言っている。「奴隷」に。これがどんだけ凄いことか。
そして僕はすぐ佐藤さんの元へ駆け込み、図書室に向かった。
ほぼ王宮と同じ扱いの家のため想像はしていたが、想像を超えるとんでもない量の本が図書室には沢山あった。いつも、良いなぁと眺めていたガラスウィンドー越しじゃなく実物を触れるしかも倍の量で
叶うこと無かったはずの夢が今!!
まさに、夢の空間!!
最っ高ー!!
出久くんが来てから坊っちゃまの笑う回数が確実に増えた。坊っちゃまにとっての出久くんが今どんな存在になっているのか、少し気になりつつある
………少し昔話をしよう。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。