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第59話

🕌寮編 Episode4-1 『 これからはずっと一緒に居よう 』
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2026/03/06 09:00 更新














長い間眠っていたように思う。
ふと目を開けたとき、最初に見えたのは知らない天井だった。

柔らかいベッド。
静かな部屋。

身体を起こすと頭痛がし、少しぼんやりする。


あなたのリアル本名 下の名前
っうぅ......此処...は...?



記憶を探ろうとすると、何かが引っかかる。

確かお父様達の居る寮に居て...。
あれ、何を、したんだっけ......?

思い出せそうで、思い出せない。

そのとき、扉が勢いよく開いた。


あなたのリアル本名 下の名前!起きたのか?!
あなたのリアル本名 下の名前
ビクッ...



明るい声。
振り返ると、白髪の男子生徒が立っていた。

その後ろから、もう一人。
落ち着いた表情の男子生徒。


あなたのリアル本名 下の名前
ぇ......カリム先輩...?



その名前を口にした瞬間、
彼の顔がぱっと明るくなった。


カリム 🦂
カリム 🦂
良かった~!オレの事覚えていてくれたんだな!✨️



カリム先輩はベッドの横まで駆け寄る。


カリム 🦂
カリム 🦂
心配してたんだぞ?”急に倒れる”し目が覚めないし!
あなたのリアル本名 下の名前
倒れた...?



記憶が曖昧だ。
何か...なにか、大事なことがあった気がするのに。

でも先輩は嬉しそうに笑った。


カリム 🦂
カリム 🦂
でももう大丈夫だからな!
あっそうだ、此処はスカラビア寮だ!
あなたのリアル本名 下の名前
スカラビア寮...



頭の奥で小さく何かが揺れた。

その瞬間。


カリム



低い声が割り込む。

ジャミル先輩だった。


ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
少し落ち着け
まだあなたのリアル本名 下の名前は体調が優れてない
カリム 🦂
カリム 🦂
そ、そうだったな!



カリム先輩が慌てて近くにあった椅子に座る。
でも目はずっと私を見ていた。

まるで——
どこにも行かないか確認するみたいに。










































ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
水だ。
飲めるか?
あなたのリアル本名 下の名前
...はい



差し出されたコップの水を少し飲むと、
頭の重さが軽くなるような気がした。


あなたのリアル本名 下の名前
ありがとうございます、ジャミル先輩



ほんの一瞬だけ、
彼の目が細くなった。

嬉しそうに。


ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
礼は要らない
俺達はあなたのリアル本名 下の名前を心配してるだけだから



その言葉は優しい。
でも、どこか測るような響きがあった。





































カリム 🦂
カリム 🦂
なぁ覚えてるか?オレ等先週話したんだ!
あなたのリアル本名 下の名前
えっと...先週、ですか?
カリム 🦂
カリム 🦂
そう!オレ言ったんだよ!
カリム 🦂
カリム 🦂
”これからはずっと一緒にいよう”って!
あなたのリアル本名 下の名前
ずっと...?



カリム先輩は迷いなく頷く。


カリム 🦂
カリム 🦂
だってさ、オレ思ったんだ
あなたのリアル本名 下の名前は一人で頑張り過ぎなんだよ
カリム 🦂
カリム 🦂
だからオレとジャミルが守る。
友達なんだから当たり前だろ?



その言葉を聞いたとき、
胸がじんわり温かくなる。


その後ろで、
ジャミル先輩が何を考えているのか
よくわからない顔で静かに微笑んでいたのは
私は知る由もない。




























その夜。
私はベッドで横になっていた。

廊下から、声が聞こえる。


カリム 🦂
カリム 🦂
――ジャミル、ほんとに大丈夫なのか?


少し気になり、ドアの隙間から様子を見た。
カリム先輩の声だった。


ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
...何がだ?
カリム 🦂
カリム 🦂
だってさ...あなたのリアル本名 下の名前、まだ記憶あやふやなんだろ?



少しの沈黙。

それから。

ジャミル先輩の低い声。


ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
だからこそ今が大事なんだ
カリム 🦂
カリム 🦂
えっと...どういうことだ?
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
......――人の心は空白のとき、
”最初に触れたものを正しいと思う”
あなたのリアル本名 下の名前
...
(人の心は空白のとき、最初に触れたものを正しいと思う...?)
カリム 🦂
カリム 🦂
...??
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
つまり今なら、彼女の世界を作れる



廊下の空気が少し冷えた。

カリム先輩は少し考えてから笑う。


カリム 🦂
カリム 🦂
ははっ それってさ!
オレ等が一番の”友達”になれるってことだよな!
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
......そうだな




そのとき、ジャミル先輩の視線が
ふっとこちらを向く。

目が、合った...?

でも彼は何も言わなかった。
ただ、静かに笑った。

まるで――

最初から全部気づいていたみたいに。























ベッドに戻ると
胸の奥で小さく思った。

ここは静かで、優しくて、安心できる。


カリム先輩は明るくて、
ジャミル先輩は頼りになる。

きっと...ここなら大丈夫なのかな。

そう思った。

でも最後に聞いたジャミル先輩の言葉が
脳内で繰り返されていた。


『 人の心は空白のとき、
  最初に触れたものを正しいと思う 』

どういうことなんだろう......?

私はまだ知らなかった。


この部屋が――

新しい檻の入口だということを。






































カリム 🦂
カリム 🦂
暫く話が無くてごめんなっ!?(汗
カリム 🦂
カリム 🦂
色々忙しくて...
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
多忙だったり、主が起きかけたり......
カリム 🦂
カリム 🦂
ハプニングが多かったんだよ!
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
...ようやく話が進めそうだな、
カリム 🦂
カリム 🦂
皆見てくれるよな?!
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
もし見ないのなら...



ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
尋ねれば答えよ、命じれば頭を垂れよ――
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
蛇のいざないスネーク・ウィスパー
カリム 🦂
カリム 🦂
じゃ、ジャミル?!今使っちゃっていいのか...?
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
別に話には影響はない
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
さぁ、君の主人は誰だ?

アンケート

.
ジャミル様です
78%
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17%
繧ク繝」繝溘Ν縺輔∪
5%
投票数: 59票
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
...ははっ(微笑
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
どれを選んでも俺なのにな...(笑
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
君は今後も話を見てくれるよな?

アンケート

.
YES
55%
はい。ジャミル様の命令は何でもお聞きしますので。
45%
投票数: 40票

カリム 🦂
カリム 🦂
...ジャミルのユニーク魔法って凄いよな...!!
ジャミル 🐍
ジャミル 🐍
こういう時は便利だな











next~


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