第10話

異能力者が 9人
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2025/09/20 15:18 更新


 アンタ邪魔者は消すだけだから 。 


彼女が そう言うと同時に
能力によって操られた 無数の投げナイフが
あなたの名前 ( カタカナ )に飛んでくる 。

… が 、 あなたの名前 ( カタカナ )は
それを何事もないかのような
涼しげな顔で ひょいひょいと避ける 。
あなた
 … シエル ・ クリシェ 、 
 クリシェ財閥の一人娘
あなた
 祖国で 1番と言われる程の実力者 … 
あなた
 ねぇ 、 私 個人的に貴方の 
 特異能力に興味があるの 。 
 基礎能力じゃなくて 
 其方も使って欲しいわ 。

何を思ったか 、 戦闘中とは思えない程
キッパリとした口調で そう提案する 。
ser
 ッ 、 なんでアンタが 
 知ってんのよ … !! 
あなた
 私 、 そういうのには詳しいの 

先程一瞬だけ見せた顔は 嘘のように
いつも通りのポーカーフェイスに戻り
投げナイフを避ける あなたの名前 ( カタカナ )の言動は 、
シエルを苛立たせるには 十分すぎる材料 。
あなた
 今 、 キレてるでしょ 。 
 能力が荒い 。
あなた
 興奮して取り乱すのは 
 敗北の原因よ 。
ser
 煩いッ !!!! 

苛立ちにより 、 シエルのナイフは
どんどんと 速く 、 鋭くなる 。
         だが 、 それを受けている張本人は
怯むの ひの字も見せない様子で
寧ろ 能力の練度に感心している 。
あなた
 … 貴方 、 魔物を狩りに 
 行かなくて大丈夫 ? 
 勝負がどうとかって 言ってたのに 
ser
 別に !! この試験は能力で 
 判断されるわ !!
ser
 勝負なんて 、 ここの魔獣なんて 
 一瞬で倒せるレベルばっかなんだから 
 アンタを潰した後でも余裕よ !!
あなた
 … 確かに 魔力の多さで
 注目されている私に勝ったら 
 1目置かれるでしょうね
ser
 本っ当に気に食わないけどね … !!  
ser
 大人しく 、 
 私の糧になりなさい !!!! 

全く反撃する素振りを見せないあなたの名前 ( カタカナ )に 
油断しているのか 、 勝ち誇ったような表情で
そう言い放つ シエル 。
         自信ありげに 能力を披露している
彼女に 、 あなたの名前 ( カタカナ )は静かに一言 。
あなた
 そう 、 それは好きにすればいいわ 。 
あなた
 けどね 、 
あなた
 あくまでこれは魔物狩り 、 
 それを忘れない方がいいわ 。 
         次の瞬間 、 シエルがあなたの名前 ( カタカナ )に投げたナイフが
あなたの名前 ( カタカナ )が起こした風により 、
シエルの後ろに吹き飛ぶ 。
ser
 く 、 ッ ?!?! 

反撃されたと思い 構え直すシエルの後ろで
“ ドンッ ” と何かが倒れる音がした 。
ser
 え … ? 

後ろを振り返るとそこには 、
全長 30mを超える 巨大な魔獣が 。
あなた
 貴方が能力を使ったことによって 、 
 それに釣られて出てきたのね 。 
 この森に ここまでの魔獣がいるとは 
 思わなかったけど …
あなた
 ソレ 、 あげるわ 

あなたの名前 ( カタカナ )はそうとだけ言うと 、
シエルに背を向け 立ち去ろうとする 。
ser
 はッ … ? 
 アンタが倒したのに ?! 
あなた
 ええ 、 だって私は要らないもの 。 
 それを持って 自分の手柄にでも 
 するといいわ 。 

『 流石にこの大きさなら 、
  勝負にも 勝てるでしょうし 。 』

と呟きながら 魔獣をまじまじと
観察し始める 。
ser
 意味わかんない … 
あなた
 わからなくて結構 、 まぁこれは 
 お礼ね 。 久々に楽しめたわ 。 

そう言う彼女の表情は 、
少し 柔らかいような気がする 。
あなた
 欲を言えば 特異能力を 
 見たかったけれど … それは 
 次の機会にお預けね 
あなた
 じゃあ 、 また後で 

そういうと彼女は
立ち尽くしているシエルと 巨大魔獣を置いて
その場を立ち去った 。



どーしても このシーンが描きたかったんです 😑💭

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