ハナの頭の中は
いつの間にかヒロミでいっぱいになっていた。
Hana
(よしっ!)
ヒロミと話したくて
ヒロミにLINEをしようと決意した。
すると…
Hiromi
📲 もしもし?
Hana
📲 えっ!!
Hiromi
📲 ハナちゃん?わかる?
Hana
📲 うわぁ〜!もちろんです!
今ちょうど、LINEしようと思っていたところで…びっくり!
Hiromi
📲 そうなんや。ありがとう。
ごめんね、待ってるって言ったのに。
こっちから連絡してしまったwww
Hana
📲 ううん…嬉しいです。すごく。
Hiromi
📲 よかったら、また会いたくて。。
2人で。
ハナの心は躍っていた。
誠実でコウキ一筋だったハナは
初めてコウキ以外の誰かにドキドキしていた。
Hana
📲 私も…会いたいです。
Hiromi
📲 ホンマに?ありがとう。
今日…は空いてる?
Hana
📲 っっっえ???き、今日…ですか?w
Hiromi
📲 うん☺︎
ヒロミの一言には
何か意味が詰まっているよな
雰囲気を感じさせた。
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第6話 再会。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。