第35話

‪🥀 " 陽の溜まる所へ
2,779
2026/05/21 08:00 更新



宇佐美先輩と別れて 、

廊下を走って 、走って 。



星導様を待たせているであろう

自分の教室までただ急いで 、必死に走っていた 。




叢雲カゲツ
   、あ!! あなたの下の名前さんどしたん!?   

あなた
   っカゲツ … なんでもない、! またね !   





遠くから私の名前を呼ぶカゲツが見えた 、けれど


多分無意識に 、すぐに彼への笑顔を作り

そのまま目の前を通り過ぎて階段を駆け上がる 。








最近ようやく少しずつ 、多分得られていた

あの理解のできない彼からの小さな信頼 。




それを今ここで壊すなんて …

絶対にしたくないから 。






あなた
    っ星導様 … !! 、  





まだ教室までの道のりはあるはずなのに

何故かこちらへと歩いてくる星導様 。



星導ショウ
    ちょ 、大丈夫ですか … 、  





彼の目の前にようやく着いて 、

少し肩で息をしながら整える 。




最近運動していない影響がここで来たのね

本当に最悪よ 、こんな必死な姿を見せて 。



、 まあでも … そんなことよりも今は




あなた
    どっ、どちらへ … 
行こうとしていたのですか、?
    




彼は今 、なにを考えている?

今の私に対してなにか 、不満を持っている?




1度始まれば止むことを知らない

最悪の場合ばかりを考える 、最近のこの悪い癖 。







、でも目の前の彼から出てきた言葉は





星導ショウ
     いや、その … ちょうど 、
姫咲様を探しに行こうかと …
 


星導ショウ
    それに … なにか 、色々
大変だったようですし …
 





少し 、私の予想とは違って 。





あなた
    … 色々 、?    





色々 … って 、…

もしかしてさっきの出来事をもう、知られて 、



なんて言われて 、どう思われて 。

次はどんな視線を向けられる …





       と  、そう思考を巡らす直前






緋八マナ
    っあ!! 姫咲さんおるやん!!   
伊波ライ
    、よかった …  てか大丈夫だった !?   




後ろから元気な声が 、

廊下に響き渡らせながら迫ってきた 。




あなた
    お、ふたりとも … なんで 、?    
緋八マナ
    さっきリトから連絡来てん    
緋八マナ
   あなたの下の名前ちゃんがめっちゃ急いで
走っていったから心配だ 、って 。
 


伊波ライ
    西条さんとのこと聞いたよ?
なんかまた巻き込まれたんでしょ
      



『 大丈夫だった? 』と言って 、

心配そうに覗き込んでくれる伊波様と



『 もう大丈夫やからな 』 と言い 、

私の頭を軽く撫でてくれる緋八様 。






暖かい 、やっぱりこの人たちはみんな暖かい 。





あなた
   あっ、頭は撫でないで … 、!   
緋八マナ
    ごめん 、ごめんって www   






だから私もそろそろ

それにただ流されるだけじゃなくて

感化されて 、見習わなくちゃいけないわね 。









星導ショウ
    … じゃあ 、そろそろ俺ら行くね   
    



あれから少し経って落ち着いた頃 、

星導様が少し気まずそうにそう口を開いた 。




あなた
    あっ、ごめんなさい 
緋八様 、伊波様また今度ね


伊波ライ
    またね 、姫咲さん    
緋八マナ
    テツにも後で連絡したってな!
手離せない中心配しとったから!
あなた
    ええ 、ありがとう !     





2人に手を振って 、

少しだけ先の方へともう行ってしまった

星導様の後を私も追った 。








next ..







瀬とさん!! Rさん!!
スポットライトありがとうございます 🪄︎︎♡







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