第28話

🥀 " 悪女様のおつかい
3,643
2026/05/12 08:00 更新






準備期間に入ってから 、

多分 … いや 、確実に変わったことがある






 ︎︎
   姫咲さん … ! あの 、今って   
お時間大丈夫ですか … ?
あなた
   笑 、大丈夫ですよ 。
それで … なにかありましたか?
 ︎︎
   えっと … これを 、本当に出来れば   
なんですけど 、! 急ぎで1年D組の所へ
持って行って貰えればなと … !
あなた
    分かりました 。D組ですね !   





それは



あなた
   星導様 。 私ちょっと席外しますね   
星導ショウ
   … 、俺も着いていきましょうか?   
あなた
    流石にこのぐらい行けますよ    
すぐ戻ってきますね
星導ショウ
   … ええ 、お気をつけて    






誰かに話しかけられることが 、

そして頼られることが増えた 、ということ 。





今までなら皆私のことを避けて

きっと私との会話なんて極力減らそうとしていたのに










 ︎︎
   姫咲様 … ! 、これ見てくださいっ   
衣装の出来 、今こんな感じです … !
あなた
    っえ、 … これ全部手縫いですか?!  
ここの繋ぎ目 、物凄く美しいですわ












あなた
    … ふふ 、    





今日の朝も 、 近くにいたお嬢さんが

何気ないことで私に話しかけてくれたのを思い出して

ふふっと無意識のうちに頬が緩んだ 。







そう静かに 、でもご機嫌に

小さく笑顔を作りながら歩いていると




緋八マナ
   あれっ姫咲さん ??   
あなた
   っえ?? 、  





突然後ろから自分の名前を呼ばれ

クルッと後ろを振り向いた 。




伊波ライ
   うお"っ?! 、
ちょっ急に止まらないでよ ww




すると目の前に見えたのは 、誰かの首元



あなた
   えっ?!あっ、ごめんなさい … ?   
緋八マナ
    いや何謝らせてんねん ww   
今のお前やろ悪いの絶対





目の前に 、ぶつかるギリギリ

視界を埋めつくされかけた 、伊波様と


それを見て横からバシンっと勢いよく

伊波様の頭を叩いている緋八様がいた 。





あなた
   … なんか 、凄く久しぶりね    
伊波ライ
   確かに! 最近見てなかったかも   
緋八マナ
   姫咲さんずっと忙しそうやったもんな   





『 どこへ行くの? 』 と聞くと

まさかの彼らもD組に用事があるらしく

私たちは自然と並んでそのまま歩き出した 。














伊波ライ
   あっ! そういえば聞いたよ姫咲さん
あのジュリエット演じるらしいじゃん




伊波様が急にニヤッとしたかと思いきや 、

後ろで腕を組みながら楽しそうにそう言葉を零した




あなた
    えっやだなんで知られてるの !?   
緋八マナ
   噂になってたで 〜 ? www
あの悪女様が悲劇のヒロインやるて w






… なんか楽しそうね? 緋八様 、ねえ ??





あなた
   … 笑 、これは嫌味と受け取っても?   
緋八マナ
    いやいやそんなまさか !!   





全く … 本当に 、いつ喋ってもこのお調子者は













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