第3話

2:あの頃の僕たちは
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2025/08/03 16:23 更新
ミンギュside
– 8年前 –



ホシ
はい!今日の練習はここまでっ!解散っ!
ドギョム
だぁ゛ぁ゛!!疲れたぁ゛!!
スングァン
ホシヒョンったら鬼だ!!
エスクプス
自主練するなら言えよ〜
しない人は帰る準備!
SEVENTEEN
ネ〜!


デビューしてから早1年が経とうとしていた頃


いつものように次のカムバに向けて練習していた


その日僕は振りの中で上手くいかないところがあって、珍しく自主練しようと決めた



ミンギュ
クプスヒョン、僕残っていい?
エスクプス
いいけど...、どうした?
スングァン
ミンギュヒョンが自主練なんて珍しい!
ミンギュ
ちょっと上手く踊れないところがあって...
ホシ
なら俺も残ってやろうか?
ミンギュ
ううん..大丈夫
動画見ながらやるから
ホシ
そっか..、無理はしすぎんなよ!
ミンギュ
コマウォ、ヒョンㅎ


まぁ、それは第二の理由


本命は.....


パダ
お?今日はミンギュも残るの?


そう、あなたがいるから


オールラウンダーではあるけど


一応パフォーマンスチームに名を連ねているから、ダンスにはこだわりが強いあなた


だから毎回残って自主練しているのを知っていたから


ミンギュ
おんㅎ
ちょっと気になるところがあって
パダ
そっかㅎ


こうでもしなきゃ、あなたとの時間は取れない


同じ宿舎に住んでいても、女の子だからあなたの部屋には鍵がついてて勝手に入ることはできない


やましい気持ちは無いけど、他のメンバーみたいに気軽に部屋に入れない


エスクプス
じゃあ、2人とも先帰るぞ〜
帰る時は連絡入れろよな
ミンギュ
ネ〜
気をつけて👋
パダ
また後で〜👋


一気に静かになった練習室に僕とあなた


僕らの学校時間に合わせてるから、そもそも練習が終わる時間は日が変わる頃


どちらからともなくお互いがイヤホンをして鏡の前で踊った


ときどき鏡越しに目が合うと2人で笑い合った


先にあなたが休憩に入り、僕は飲み物を買いに練習室を出た


ミンギュ
〜〜〜


同い年だし、もちろんメンバーの中では僕たちクチルズがいちばん仲がいい


でも、あなたはあまり喋る方じゃない


どちらかと言うと、僕とドギョミがうるさくしてるのをミョンホと一緒に眺めてる


普段はすごくおとなしい子だけど、意外と喜怒哀楽がはっきりしてる


この前はホシヒョンとダンスのことで言い合いになってたし、ウジヒョンと曲のことで少し揉めたらしい


でもあなたは素直に謝るから、僕らみたいにケンカを拗らすことはない


本を読みながら泣いてたし、ツボが浅いのか些細なことでもよく笑うし、


僕らに何か良いことがあったら、自分のことのように喜んでくれる


そんなあなただから、多少アンチはいても、パダペンはすごく多い


老若男女、男女問わず愛されるパダ


もちろん僕も...









ミンギュ
好き...、なんだよな.....




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