歪みとの戦闘を終えた後──
イギリスは周囲を見回す。
アメリカが元気よく答える。
フランスが肩をすくめる。
中国が静かに言う。
イギリスの表情が険しくなる。
その言葉に、みんなが頷いた。
※ここから戦闘です。
アメリカ、フランス組
二人が向かった先の歪みから、小さな異形の群れが出てきた。
アメリカが拳を構える。
フランスが軽く魔力を展開する。
軽口を叩きながらも、二人の連携は以外と悪くない。
打撃と魔法が交差し、異形は次々と消えていく。
ドイツ、イタリア、ロマーノ組
ドイツが的確に指示を出す中──
イタリアとロマーノが言い合いながらも、何だかんだ連携が取れている。
ドイツがため息をつく。
だが、敵の動きは少しずつ強くなっていた。
ロシア単独
静かな雪原。
そこにぽつんと立つ影。
ロシアは笑っていた。
歪みから現れる影。だが、ロシアは一切慌てない。
一歩、歩みだす。
その瞬間──
空気が凍りつくように変わった。
中国単体
中国は静かに周囲を見回す。
小さな歪みがいくつもある。
一歩進む。
その瞬間、歪みが一斉に動きだす。
目を細める。
──戦いは始まっていた。
魔理沙、イギリス組
歪みの前に立つ2人。
魔理沙は笑う。
イギリスが魔導書を開く。
魔理沙が空へ飛び上がると同時に、イギリスが魔法陣を展開する。
光と光が重なり、歪みを貫く。
軽口を叩きながらも、息はピッタリだ。
だが──
魔理沙が一瞬、動きを止める。
イギリスが振り返る。
イギリスは歪みを見つめる。
その答えは、まだ誰も知らない。
──だが確実に、「何か」が近づいて来ていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。