先生の一言で、教室がざわつく。
⸻
(終わった)
私の心もざわつくどころじゃない。
絶対来る。あの人たち。
クラスメイトが目をキラキラさせてくる。
秒速否定。
でも内心、
(来るに決まってる…)
そして文化祭当日。
私はクラスの出し物、カフェ係。
普通に、平和に、終わりたい。
それだけ。
⸻
だったのに。
⸻
ガラッ
ドアが開く。
聞き覚えありすぎる声。
⸻
(来た)
⸻
ゆっくり振り向くと、
そこには
SixTONES
──ほぼ全員。
思わず叫んだ。
ジェシーお兄ちゃん、笑顔。
軽い。
理由が軽すぎる。
どこが。
オーラ隠しきれてない。
⸻
すでに周りがざわざわしてる。
崩壊カウントダウン開始。
私は強制的に席に案内する。
完全に店員モード。
でも──
6人同時に言うな。
もうカオス。
完全にカオス。
⸻
その時、
他のクラスの人たちが集まり始める。
必死に止める私。
軽い。
ほんとに軽い。
⸻
そして、
パシャッ📸
はいバレたー
誰かの一言で、
完全終了。
教室外まで人だかり。
もはやカフェじゃない。
イベント会場。
慎太郎お兄ちゃんが笑う。
でも、
クラスメイトたちはなぜか嬉しそうで。
…あれ?
怒られてない。
むしろ盛り上がってる。
クラスの子が言う。
その一言で、
バタバタしてた空気が、
ちょっとだけキラキラした。
⸻
…まぁいっか。
やけくそ気味に笑う私。
⸻
文化祭、大成功(?)
第5話予告🔥
「兄、やりすぎ注意!?文化祭ステージで事件発生」
明日投稿します!お楽しみに〜











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。