まろ目線
いま……しょうが死んだ……?
しょうが死んだことが信じられずそこで2時間くらい泣き叫んだ
どうやって帰ったかも覚えてない
ただしょうが死ぬ時
笑っていたのは鮮明に覚えている
そして俺がさっきの出来事を話すとメンバーは
完全に希望を失った目をしていた
光なんてない。真っ黒な目
誰も話さずただ無言で
いむしょーの死を受け入れるしかなかった
もう2人は帰って来ない
それならいっそメンバー全員でそちら側へ行こうかなんてことも考えた
長い沈黙が続きないこが口を開いた
配信が始まる直前
いれいすでーーす!
リスナー「え??なに??」
リスナー「めっちゃ怖い……」
リスナー「てかいむしょーいなくない?」
リスナー「え……?」
リスナー「嘘だよね?」
リスナー「どうしてそんな嘘だつくんですか!!」
リスナー「………。。やだ……」
リスナー「自殺……?」
リスナー「え?え?どういうこと?」
リスナー「なんで……」
リスナー「はい」
リスナー「え……?」
リスナー「え?ほんとにどういうこと?」
リスナー「どうしよう聞くの辛くなってきた」
リスナー「理解が追いつかない……」
リスナー「………」
リスナー「まだなにかあるのか……」
リスナー「涙止まんない……」
リスナー「アニキは……?」
リスナー「ゆうくんはどうするんですか?」
リスナー「いれいすを推し続けます!」
リスナー「辛かったら戻って来なくてもいいです。でもずっと大好きですよ!」
リスナー「アニキありがとう。」
おついれでした〜!
それから俺たちは各々の決めた道を歩んでいった
いむしょーがいなくなったショックはまだ消えない
本当はいれいすだってやめたくない
でもアニキが居場所を守ってくれてるなら
いつか戻ってきてもいいと思えた
いれいすは永遠不滅だもんな
end
今回の話はフィクションです
本人様に全く関係ありません
話の内容ぶっ飛び過ぎてるのは許してください
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。