第42話

動き始め
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2026/02/07 11:00 更新





リシア
よし…!まずは掃除からかな


別居宣言をしてから2日

私は現在アリア村にいる




ゼクリアおじいちゃんの家に来るのは

6年ぶりだろうか…



あの時はシリアス先生を助けることで頭がいっぱいだった…







改めて見ると埃が被っていたり

ところどころ意図的に破壊された跡が残っていた



リシア
おじいちゃん…

私は思わず手を合わせた


ここは日本じゃない…

だからこんなことをしても意味はないかもしれない

でもこの気持ちに整理をつけたかった


リシア
…………

まずは埃を綺麗にしよう………!



そう心を決めて

私は無詠唱で水を出し掃除を始める




リシア
ふふっ……


踊るように魔法がはじける


それに合わせて部屋に明かりが一つ一つ灯た



































リシア
ふう……!こんな感じかしら

私は手の甲で汗を拭う……



少し片付けただけで綺麗になった



確かに記憶がおぼろげだった

おじいちゃんの家だ……




私は改めて家の中をゆっくりと見て回る


おじいちゃんがよく座っていたチェア……

魔法で直せるだけ直したが完全には戻らなかった
それでも確かにそこにおじいちゃんが座っている気がする





私は恐る恐るチェアに腰をおろした








リシア
ふう……………

深く息を吸ってゆっくりと吐く_____


今までの二度の人生の中で
椅子に座ってここまで落ち着くことがあっただろうか…



私は一度目を閉じて天井を見上げる



天井で輝く明かりが眩しくて手を仰ぐ





これがおじいちゃんが見ていた景色…






リシア
………


私は天井を見上げるのをやめて

身体を起こす



リシア
あれは…


昔読んだ小説にもよくあった……


主人公が推理をする時に
死者の生前の行動を辿ることで

謎が解き明かされる場面……






























リシア
___________


私はそっと立ち上がり


ゆっくりとチェアが向いている先の棚の








引き出しに手をかけた__________



















???
魔法教師を招く…ですか?


ロベルト・フェル・ラヴィア
ああ
ロベルト・フェル・ラヴィア
我々騎士団も魔法の重要性について再び考えるべきではないかと思ってな

???
ですが……!
ロベルト・フェル・ラヴィア
教育者の役目とはそういうものだろう…?
???
そう……ですが……





???
今は魔物の動きも活発化し…それどころではないでしょう!?
???
第一!魔法教師ならば魔法団に____!?




ロベルト・フェル・ラヴィア
____私に口答えするか?



???
_____っ…!























???
いえっ……申し訳ありません…


ロベルト・フェル・ラヴィア
お前ならば信用できると思ってな
ロベルト・フェル・ラヴィア
その教師に色々教えてやってほしいのだ


???
はい……

男は渋々といった感じで頷く…


我々騎士団の魔法離れもここまで深刻化してきていたか……







私は彼が退出したのを見送ると



大きなため息をついた______












次回「夏季休暇前」



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