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第4話

4.きっかけ
39
2023/09/10 05:39 更新
💗 🎼.lan
あ…はい…それは…そうですね、こちらで対応させていただき…
寝不足だとか疲れたとか言ってる暇はない。今日も何ら変わらない仕事の日々だ。
事務系の仕事なので、一日中画面とにらめっこ…だけと言うわけには行かず、上司、部下、同期、コミュニケーションを取ることが必要とされる。これが本当に疲れる。
勤務時間…?が恐らく規定を超えているだろうが、大して残業代は出ない。

次々と職場の人間がこの世界に疲れて辞めていくが、感覚が麻痺したのか辞表を出そうと言う考えが余り浮かばない。
💗 🎼.lan
(休憩削るか、)
今日は早く帰れると良いな……








change side ❤️🌟

❤️ 🌟.coe.
…おはよう…ございます
大して効果がない事を知りながら、おずおずと教室に入る。

その瞬間、クラス中の視線が自分に刺さる。
mob.
…ww
大丈夫。

もう少しで夏休みだから。この牢獄から抜け出せる瞬間は遠くない。
次の瞬間。
“ガタンッ!”
足元に何か投げつけられた。…あー、ハサミか。多分何時ものグループだろう。

どこか他人事目線でこれを見ている自分がどこかに居て、それにぞっとするような、安心するような。
❤️ 🌟.coe.
(耐えろ。耐えろ。耐えろ。)
周りで見てるクラスメイトも先生も、きっと僕のことが「見えて」はいるのだろう。可哀想な、一人のいじめられっ子だ。
でも、彼等は決して僕のことを「見よう」とはしない。だからきっと助けようとも思わない。
皮肉な事だ。



大丈夫、大丈夫、そう、もうすぐ夏休みだから。そしたら、海にでも行こう。


…早く終わって…





change side 🎲🖤

🖤 🎲.悠佑
んー…
いつもの道を散歩する。この通りは求人情報が多く貼られているから、よく散歩にくる。

その時、ある一つの広告が目に留まった。
“海の家 スタッフ募集!!”
海の家か、もうすぐ夏休みシーズンだし良いかもしれない。
時給もそれなりに高いし、この曜日は…
…休日といえる休日は一気に減るが、まぁ行けないことはないだろう。

取り敢えず持っていたスマホで写真を撮り、
🖤 🎲.悠佑
…じゃあ、休日、満喫せんとな……
数少ない休みの日を満喫する為に、帰路を歩いて行った。

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