第27話

  🐠 " スキンシップの積み重ね  
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2025/12/09 13:41 更新










     🐠 " スキンシップの積み重ね 















     それは本当に些細なことだった

     ノ ー トを回収しに来た

     彼の髪を見て思った .

     " 触れてみたい "     

     好奇心だったのか ,

     また別の何かだったのか

     なんて私には分からない

     けれど私は彼の髪を撫でた .



     その瞬間 , 彼は

     一瞬キョトンとした顔で固まって

     そしたらいつもの優しい顔に戻って

     私の腕を掴んでくる .





  leehan  
  leehan  
  どうしたの ~ ?  





     優しい声だけど

     どこか重い

     口調はいつもと変わらないけど

     はっきりと伝わる

     拒まれた .





(なまえ)
あなた
  ぁ .. ごめんなさい  





     とっさに謝ると

     彼は腕を離して机の上に

     置いていたノ ー トを持って

     少し大股で教室からでていった .


     私はクラスの中心人物である彼に対して

     きっと拒まれないという

     よく分からない自信が
 
     心のどこかにあったのかもしれない


     彼のなにかから逃げるような背中をみて
 
     " 本当に嫌だったんだ "

     と胸がぎゅんと

     締め付けられたように苦しくなる .



     あの日から彼とは気まづくなったが ,

     元々頻繁に話す仲でもなかったので

     そのまま接点もないまま時間だけが流れる .

     
     1 つ変化があるとすれば
 
     私は前より彼を目で追う回数が

     異常なほど増えた .





  ⠀  
  席替えでもするか ー  





     という先生の言葉に

     私は密かにこのクラスの誰よりも

     野心を燃やしていた .


     なんとしてでもこの後ろの席を

     死守したい

     そう思い ,

     くじ引きに神経を全集中させた結果





(なまえ)
あなた
  アリ ー ナじゃん終わった ..  





     目の前には無慈悲なほど近い教卓

     後ろにいるクラスメイトは

     誰 1 人として見えず ,

     見えるのは先生の姿くらい .

     私はその状況に絶望して ,

     机に突っ伏していた.

     その時 , 後ろの方から





  ⠀  
  いや普通になんも見えね ~~  





     と言う声が聞こえた

     これは逃していけないチャンス

     私はその子の元へ駆け寄り ,

     無事交渉を成立させた .


     これで再び私の平穏な授業が戻ってくると

     満足そうに席に着席した .

     隣にはそんな私を見て

     くすっと笑う イハン の姿があった .





(なまえ)
あなた
  なんですか ~~  



  leehan  
  leehan  
  アニ , なんもないよ  ㅎㅎ  





     拗ねたように話しかけると

     彼は優しく笑いかけて言った .



     くすくす笑っている顔が新鮮で

     可愛らしくて彼が

     クラスの中心にいる理由が

     少し分かった気がした .



















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