第3話

#001
144
2026/03/30 03:22 更新


夢主side








再会してから、どれくらい経ったんだろう。


私は今、旧校舎の奥、、、


怪異たちの境界に立っている。


目の前には、あの人。




花子くん。

花子くん
花子くん
 ねえ君……暇でしょ? 
あなた
……急に何よ、?

花子くん
花子くん
 ちょっと役職あげようと思って 




……嫌な予感しかしない。


花子くん
花子くん
七不思議,って知ってる?

あなた
まぁ,一応

花子くん
花子くん
その中にさ、“零番”って空いてるんだよね

にこっと笑う。


絶対ロクでもないやつ。
あなた
…やらないよ、?

花子くん
花子くん
え~?許嫁なのに~?

ぐっと言葉に詰まる。
花子くん
花子くん
俺の隣にいるなら,それくらいの立場ないとさ~


ずるい言い方。



私が断れないって分かってるくせに。
あなた
…内容による…

そう言うと,彼は満足そうに笑った。

花子くん
花子くん
じゃ,決まりだね。



















七不思議にも属さない存在,

私は“零番”として任命された。


役割は、、


七不思議と人間,その“境界”を守ること。


花子くん
花子くん
まぁ簡単に言えばさ




花子くんは軽く言う。




花子くん
花子くん
 …俺のそばにいればいいよ 



……ほんと,そ~いうとこずるい。



そんなある日。



八尋寧々
八尋寧々
え,えっと……花子さんいますか!?


明るい声が,トイレに響いた。



私は思わず振り返る。



そこにいたのは、、



大きな瞳の、元気そうな女の子。

八尋寧々
八尋寧々
 あれ,人……? 


ぽつりと呟く。



でも違う。



彼女は、、花子くんが“呼ばれた側”。
あなた
貴方…新入り?


思わず声をかけると,
八尋寧々
八尋寧々
 ひゃっ!?だ、誰ですか!? 


びくっと跳ねる彼女。




かわいい。

あなた
 私は……まぁ,ここにいる側の人 


ちょっと曖昧に答える。



すると後ろから,

花子くん
花子くん
ヤ~シロ,その子怖くないよ

ひょこっと現れる花子くん。
八尋寧々
八尋寧々
 えっ!?この人も怪異なんですか!? 


花子くん
花子くん
 うん,しかも特別 


そう言って,私の肩に腕を回してくる。


花子くん
花子くん
…俺の許嫁だからね。


あなた
ッ… ⁄⁄






八尋寧々
八尋寧々
えぇぇぇぇ!?



トイレに響く大声。



思わず笑ってしまう。
あなた
よろしくね?寧々ちゃん.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪‪

そう言うと,彼女は少し戸惑いながらも,


八尋寧々
八尋寧々
よ、よろしくお願いします!!


って、ちゃんと頭を下げた。






、、ああ,この子。
きっと,いい子だ。


その日から。

私は“0番”として,

そして、、

花子くんの隣で,

新しい関係を築いていくことになった。

人間と怪異の間で。


少しずつ、少しずつ。


無事(?)七不思議が零番目になった夢主ちゃんの設定!



紫 杖 代しじょうだい
⤿ 使用で見た目の変化。


武器(メイン)
⤿境界刃(きょうかいじん)
⤿ 見た目:紫色に光る短刀(ナイフ寄り)

⤿斬ったものを“現実から切り離す”
(=攻撃というより“存在干渉”)

・結界を斬って侵入できる

・触れた怪異の力を一時的に奪う

プリ小説オーディオドラマ