今日は妹がうちに来るらしい。
何故かそらるさんが訪ねてきてしまった
人見知りなのに大丈夫かなぁ
ぴんぽーーん!!
あなたはどこか抜けている
あなたは昔から人見知りなところがあるからそらるさんがいると緊張してしまうかもしれない
あぁ…あなたがパニクってる
何だそのきらめき笑顔は?!
いくらそらるさんでもあなたはやらないですよ?!
なんであなたも照れてるのぉ?!
あなたは病弱だったからなのか、元々の能力なのか力が驚くほど弱い
あなたはとてつもなく申し訳無さそうな顔で部屋へ行った
あなたの部屋はあなたがこの前帰ってから触れてないはずだ
やっぱり天使だ…この天使の部屋に入っただけでは飽き足らず私物をおいて帰る?今度あったら話し合いが必要だ
そらるさんがいつも寝ているところ?
そんなのそらるさんとあなたが添い寝しているようなものじゃないか
俺だってホントはベッドで寝たいけどあなたはすぐに体を壊すから…
あなたと寝れるなんてご褒美じゃないか…
どうしたんだろう、何か考え事でもしているんだろうか
その日はそのまま夜が来て言った通りに同じベッドで眠った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!