【AM8:20】
ここ…かな?1ーCは…
ガラガラ〈扉の音〉
人がいないな…早すぎたかな?
うちのクラスは机の数的に36人くらいかな?
※黒板に貼ってあります
〈座席表〉
空 | モ | モ | モ | モ | 空 | 空
空 | モ | モ | モ | モ | モ | モ
モ | モ | モ | モ | モ | モ | シ
モ | モ | モ | モ | モ | モ | モ
モ | モ | モ | モ | モ | モ | モ
モ | モ | モ | モ | モ | モ | モ
主 | モ |
夢主▶︎主
ショッピ▶︎シ
モブの方▶︎モ
空=机ない
早く席に着こ…
【8:25】
あれからどんどん人が入って来てまだ入ってな
いのは2〜3人になった
納得してくれるだろうか?
早くこのことを説明しt((
平常心…平常心…
生徒会…言わば学校のアイドル的立ち位置なの
だろうか?…
そういえば今何時だ?
8:30…
もうそろ先生が来るんじゃないか?
全員席に着いた…先生ってすごいな
え?待って?生徒会来んのおそくね?
だってついさっき…?
【体育館】 NO 視点
体育館内にはいつもの和気あいあいとした姿は
なく、緊張した空気が流れていた。
それもそうだろう。今から入学式が行われるの
だから。
2〜3年生は椅子に座って1年生を待っている。
放送『皆様!1年生が入場します!』
『暖かい拍手でお出迎えください!』
放送『まずは1年A組からです!』
『暖かい拍手でお出迎えください!』
その言葉と同時に体育館内は2〜3年生の拍手の
音とこの日のために造られたかのように雰囲気
とマッチしている音楽に包まれる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【体育館前】あなたの偽名視点
中からは拍手の音と音楽が聞こえる
放送『次は1年B組が入場します!』
次は自分達の番か…
放送『次は1年C組が入場します!』
須夢羅先生のそう言って動くと同時に
私達も動き出した
~~~(飛ばします)~~~~~~~~~~~~
放送『校長先生からのお話です』
《以下略》
放送『校長先生。ありがとうございました』
『次に各委員から挨拶をして頂きます』
『最初は風紀委員会。お願いs((』
まず、私がぶりっ子をしてみんなに避けられる
ことを想定して今ぶりっ子をしているが想像ど
うりに事が進むだろうか?
私の想定では
・ 自分▶︎ぶりっ子する
・みんな私を避ける(嫌われる?)
・自分誰とも極力関わらないで生きれる
という感じになっているが…
上手くいくか?…
人に願うことは極力したくないが今回ばかりは人
に願うしかない…
あ、そっか…今入学式の途中だ。
少し考える過ぎたな…
放送『最後に生徒会会長から一言お願いします』
そう放送がかかった途端
と、少し圧のあるバリトンボイスな声で喋る人
がいた
その圧のある声を出す彼の前で喋れるものは1人
もいなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!