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第1話

Prolog
51
2024/05/16 09:06
第一章【孤独】








物語には必ず終わりがある。

その終わり方には、ハッピーエンドやバッドエンド、いろんな考えがある。 

その考えを決めるのは作者であり読者だ。

筆者は伝えたい事を主張し、

読者に直接伝えようとはしない。

それはなぜだろうか?

答えなんて分からない。

その主張を探し、

物語の面白さを見つけ出すのだ。 



__人生も同じようなものだ。

自分は何を主張しているのかを隠す。

そして、人から隠された主張が何であるかを考え、

人との関わりを繋いでゆく。

そこから、謎を解きながら生きることの面白さ、

大切さを学ぶものだ。
例外の人間は、

考える事をやめ生きる価値を見出だせていない。

そして死んでいくのだ。


作家。

それが私の仕事。

推理小説、児童小説、色々な小説を書いてきた。

ヒットした事のない、趣味で書いていた小説が、

何故か出版できている。

去年死んだ愛人の夢の作家。

私には荷が重すぎた。

私も例外の人間。

私は考える事をやめた。

人生において、隠すことを諦め、

生きることすらも諦めた。
ただ、彼女に怒られるのではないかと、

死ぬ前に彼女へ土産話でも持って帰った方が良いのか? 

毎日毎日同じ事の繰り返し、

所詮は同じ人間なのだから。






さー!新しいのが出てきましたぁ! 

伏線系にしようかなと!

コメントいっぱい欲しいです!

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