今朝は少し…いや、かなり早起きしてしまったから
いつも乗る2本前の電車に乗った
少しだけ空いてるから、これからはこの時間に乗ろうかななんて思っていた
「次は錦南路5街駅」
錦南路5街駅に止まり、電車のドアが開いた
私が乗っていた車両に何人かの学生や社会人も乗ってきた
その中に、ホソクとスンワンちゃんが乗ってきたのだ
私がいる事に2人は気づいてなくてほっとしていた
でもたまにチラッと見ると、、、
仲良さそうに笑いあってるふたりがいて、、、、
胸がキュゥっと締め付けられた
2人の姿を見たくなくて、別の車両に移動した
……だけど、降りる駅は同じなわけで
流石にスンワンちゃんの前で『ホソク』とは呼べなかった
駅から学校までの数百メートルが
私には数百キロに感じるくらい長くて
思っても無い事を口にして自分を自分で苦しめていて
早く学校に着いて欲しかった
頑張って作った笑顔でスンワンちゃんと別れる
もう帰りたい
そんな気分だった
ホソクが何を言いたそうだったけど
私はもう聞く気力もない
スンワンちゃんはいい子
彼女を泣かす事はしちゃいけない
私にはジェヒョンがいる
彼を裏切る事はしちゃいけない
再び火がついた初恋を私は自ら消火した














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。