第12話

11話
572
2025/10/14 10:18 更新


あなた
……。
スンワン
スンワン
でね〜♡


今朝は少し…いや、かなり早起きしてしまったから
いつも乗る2本前の電車に乗った

少しだけ空いてるから、これからはこの時間に乗ろうかななんて思っていた


「次は錦南路5街駅」


錦南路5街駅に止まり、電車のドアが開いた
私が乗っていた車両に何人かの学生や社会人も乗ってきた
その中に、ホソクとスンワンちゃんが乗ってきたのだ

私がいる事に2人は気づいてなくてほっとしていた
でもたまにチラッと見ると、、、




スンワン
スンワン
ㅎㅎㅎ
ホソク
ホソク
マジかよㅎㅎㅎ


仲良さそうに笑いあってるふたりがいて、、、、


胸がキュゥっと締め付けられた


あなた
も、、、ヤダ…


2人の姿を見たくなくて、別の車両に移動した




……だけど、降りる駅は同じなわけで


スンワン
スンワン
あなたちゃーん!おはよ♪
あなた
スンワンちゃん、、、おはよ
あなた
チョンくんも、おはよう
ホソク
ホソク
……ッ…おはよ…


流石にスンワンちゃんの前で『ホソク』とは呼べなかった


スンワン
スンワン
あ、ねぇねぇあなたちゃん
スンワン
スンワン
この間の日曜日、デートしてたね♡
スンワン
スンワン
彼といたの見ちゃった
あなた
あー、見た?
スンワン
スンワン
うん、美男美女カップルだった
あなた
大袈裟だよㅎ
スンワン
スンワン
ホントだってーㅎ
あなた
スンワンちゃんとチョンくんだってお似合いカップルだよ
ホソク
ホソク
……っ、、、
スンワン
スンワン
えー!本当!!
あなた
うん
スンワン
スンワン
だってー!ホソク〜♡
ホソク
ホソク
……よかったね…


駅から学校までの数百メートルが
私には数百キロに感じるくらい長くて

思っても無い事を口にして自分を自分で苦しめていて


早く学校に着いて欲しかった


スンワン
スンワン
あ、私こっちだから!
スンワン
スンワン
ホソクまた後でね〜
スンワン
スンワン
あなたちゃんも、今日もファイティーン!
あなた
うん!ファイティン!


頑張って作った笑顔でスンワンちゃんと別れる



もう帰りたい


そんな気分だった




ホソク
ホソク
あなた…
あなた
今日、小テストだよね!
あなた
頑張ろうね


ホソクが何を言いたそうだったけど
私はもう聞く気力もない


あなた
あ、おはよ〜!
クラスメイト
おはよ〜!
クラスメイト
どした〜?今日早いじゃん!
あなた
早く起きちゃって〜
クラスメイト
チョンくんもおはよ〜
ホソク
ホソク
おはよう、、、


スンワンちゃんはいい子
彼女を泣かす事はしちゃいけない
私にはジェヒョンがいる
彼を裏切る事はしちゃいけない


再び火がついた初恋を私は自ら消火した


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