思いの外ショックが大きくて
ジョングクと大会に行くって約束してたのに
朝が来れば行きたくないに変わっていた
バターーン!!っと思い切り部屋のドアが閉められて
ジョングクのドスドスという足音が小さくなっていった
「オンマー!行ってくるー!」
「あら〜?あなたは?」
「あんなバカ野郎は知ったこっちゃねぇ!」
なんて聞こえてきた
クラスメイトの大会を見に行くだけなのに
ただそれだけなのに……
なんで、動けないんだろう
会場には絶対スンワンちゃんがいる
ホソクの活躍を見てる
会いたくない……
スンワンちゃんにも
スンワンちゃんに笑いかけるホソクにも…
こんな時、ジェヒョンがいたらいいのに…
めちゃくちゃに抱いて
ホソクに傾いてる想いを打ち消して欲しい……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
いつの間にか寝落ちしてたみたいで
気付けば外は真っ暗だった
スマホを見れば、ホソクからカトクと着信が数件が残ってた
すぐに電話しようと思ったけど
スンワンちゃんと一緒にいるかもしれないと思うと電話はできなかった
そう打って返した後、スマホをサイレントにしてまた布団にもぐった時
ドアがゆっくり開いて、ジョングクが隙間から見えた
パタン……とドアが閉まった
頭の中がぐるぐるする
ホソクのカトクとジョングクが見たホソク
『あなたどこ?』
「誰かを探してる様子だった」
ふとスマホを見れば
チカチカとスマホが着信を知らせてくれていた
ねぇ、ホソク…
私ほんとに勘違いしちゃうよ
ダメだってわかってる
わかってるのに
頭の中はホソクでいっぱい
でも、スンワンちゃんの事を考えると胸がチクッと痛んだ














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。