第9話

第8話─苦しい体育祭
74
2025/05/05 01:00 更新




迎えた体育祭──────────











第1種目目は綱引き








チームの足を引っ張らないように綱を一生懸命引く







みんなで声をかけあって、息を合わせて引く







一緒に綱を引くみんなと頑張りたい気持ちと





青柳くんのチームが勝って、


テントにいる青柳くんが



笑顔を見せるところが見たい気持ちと






色んな感情が入り交じっている




もぶ
綱引きは、青チームの勝利!
青柳 いふ
ないすっ!(((パチンッ
チームの人とハイタッチを交わす青柳くん








結果、綱引きは青柳くんのチームが勝利





悔しい気持ちと、嬉しい気持ちと、



むず痒い感じがする









次は借り物競争のため、1度テントに戻る





借り物競争は、青柳くんが出る種目









どんなお題を引くんだろう……




桃田 ないこ
ねっ、次まろが出る番だね
あなた
わっ、、いつも急にやってこないでよ…
桃田 ないこ
ごめんごめん笑
桃田 ないこ
ほら、始まっちゃうよ?





ピストルの音と同時にみんなが走り出す



お題を引いて確認した青柳くん、一目散に走る、







走った先は、青柳くんのクラスのテント







青柳 いふ
葵!来て!
華森 葵
え!?私!?
青柳 いふ
ほら、いくで!







青柳くんは華森さんを連れて司会者の所まで走っていった
もぶ
司会))お題は、『そばにいたい人!!』
もぶ
青柳くん、華森さんはそばにいたい人であってますか?
青柳 いふ
はいっ!











司会者と青柳くんのその言葉を聞いた途端、






ぎゅっと胸が締め付けられ、涙がこぼれそうになった






叶わないとわかっているのに諦められない
桃田 ないこ
大丈夫だよ、大丈夫
桃田 ないこ
『そばにいたい』だけだから
桃田 ないこ
それに俺はまろじゃないけど
桃田 ないこ
俺があなたの下の名前のそばにいるから






ないくんは背中を擦りながら私を慰めてくれる
あなた
ありがとう、、ないくんッ、







そして迎えた最終種目、リレー






神様はこんな私に足の速さだけは恵んでくれた






私のチームが1位で走る





そのまま、バトンが近づいてきた




1度さっきのことは忘れ、走ることに集中する










私の前走者が近づいてくる
もぶ
タッタッタッ頼んだッッ!!





その応援に言葉では答えられなかったけど




動きで示そうと一生懸命走る







私の次にはアンカーのないくんが待っている




1位でバトンを渡すために必死に食らいつく






2位は青柳くんのチーム





徐々に差を詰められている気がするけど振り向かない







トラックを半周走り、ないくんにバトンを渡した




桃田 ないこ
はぁッはぁッ、タッタッタッ






ほんの少し遅れて青柳くんの手にバトンが渡った






一生懸命汗を流しながらはしる青柳くんはかっこいい





アンカーはトラック1周。




差を詰められそうになりながらも必死に走るないくんを



心の中で応援する






青柳 いふ
はぁッ、ないこッ、











結果、私のチームが1位でゴールした




ないくんのもとに駆け寄り、言葉を交わす
あなた
ないくん早かったよ!
桃田 ないこ
ありがとう笑、あなたの下の名前も早かったじゃん
もぶ
女子))ないこくん足早かった〜!!
もぶ
かっこよかったよ〜!!!♡






瞬く間にクラスの女子がないくんの周りにたかる







私は埋もれてしまった




すると、華森さんと話す青柳くんの姿が見えた




2人は話しながらテントに戻ろうとする





2人とテントとの間にいる私は、2人とすれ違おうとしている








青柳 いふ
ーー!笑ーーーー。
華森 葵
ーー!笑ーーー!
青柳 いふ
あ、あなたの下の名前ちゃん!足早かったね!






すれ違いざまに声をかけられ、慌てて返事をする
あなた
あ、ありがとう、、
あなた
そ、の、あ、青柳くんも、はやか、
華森 葵
ねぇいふ!!見て!!
青柳 いふ
ん?







青柳くんも早かったよ





そう言おうとしたら、華森さんが青柳の名前を呼び




どこかを指さした










その先には学校で人気の先生がいた








青柳くんの腕を掴み走り出す華森さん、




青柳くんもその先生が好きなようで、一緒に走り出す












また、話せなかった











結局体育祭が終わっても話せない








そのまま長い夏休みを迎えようとしていた





ないこside








9年以上も間が空くとこんなにも人は変わるのだろうか







まろは、小さい頃から自分の意志を強く持っていた




本当にうんと小さい頃




3歳くらいの時からそう思っていた



幼いながらにかっこいいなと思っていた記憶がある





なのに、あのまろが、ーーーーーーーーーーしてしまうなんて







思い出して欲しいって言ってたのに







もう、あの頃のことは覚えてないのかもしれない





いりもしない伏線を張ってみました笑笑




今後の話が出た時に、なんの伏線なのかなーと探ってみてください‪👍🏻








今回も読んで下さりありがとうございます✨





おつりふー!!

プリ小説オーディオドラマ