第9話

ポリネシアンセックス🔞(1日目/5日間)《🐶side》
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2024/02/08 07:22
列車で街へ向かう時の風景は、最初は海や山ばかりが流れていたのにいつの間にか街並みばかりに変わっていく様(さま)にワクワクする。ただ、僕は狼だから列車内では、街に向かう人々の声がよく聞こえてしまって、山奥の静けさの中で暮らしていた僕にとっては少ししんどかった。

あなたちゃんと一緒に、僕らが暮らしていた故郷の街に帰ってきた。
あの海辺のペンションも良かったけど、他にも一緒に思い出作りたいねってことで、街に帰ることにした。

僕はあなたちゃんの親御さんに付き合ったこと、挨拶しないといけないし、何より僕が人間では無いこと、話さないといけない。
正直認めてもらえるかも不安だけど、それよりあなたちゃんが悲しい思いをしないような結果にしないといけない。

僕の家は引っ越したからもうないし、あなたちゃんの家も2人きりになれないから、近くのホテルに泊まることにした。
だってほら、ホテルじゃないと、せ、セックスも出来ないし、、?

期間は1週間。期間を伝えたら、お遊びでジェミナに睨まれた。

JM「あなたちゃんは僕の幼馴染でもあるんだよ?僕のことは考えてくれないの」
JN「笑ご、ごめ...ごめん……、でも今回はご挨拶も、かねてだから、ね?」
JM「嘘だよ笑、行ってきな。後で僕も逢いに行く。僕もおばさんに挨拶したいし」

2人で大きなスーツケースに7日分の荷物を詰めて、出発する。車は流石に使えないから、2人で列車に乗った。
思スーツケースを持とうとするあなたちゃんの手に噛み付くふりをしたら、あははって笑ってくれた。
少し長旅で、僕にもたれかかって眠っちゃう顔が可愛くて。

ホテルの部屋は随分豪華だった。こんなところだったのか、予約したの。割と適当にやったから、分からなかったよ。
大きな……本当に大きなキングサイズのベッドにはカーテンがついてて、全部見えないように囲える仕組みだったし、お風呂も広くて綺麗だった。夜景が見えてさ、浴槽が丸くて綺麗なの。

あなたちゃんもすごく喜んでくれたから、色々コツコツ貯めてきたお金、使わなくてよかったよ。
君と暮らすために、貯めてきたんだもん。
正直みんなで暮らしてるし、僕がリーダーで色んなことしてきたってのもあるから、チョンロがお金出してくれることが多いんだけどね、、笑。

スーツケースを置いて、外にご飯を食べに行く。
2人で手繋いで、あなたちゃんには僕の白いパーカー着せておいた。
僕の匂いがするって嬉しそうに言うから、可愛くてキュンとする。

2人でオシャレなご飯屋さんに入って、ジュースで乾杯する。お酒も、まぁ美味しいけどさ、正直ちゃんとご飯の味を、素材の味を楽しむためにはお酒はいらないから。何より僕、あんまりお酒好きじゃないし。
色んな料理が少しずつ出てきて、とっても美味しくて、あなたちゃんも食事にすごく喜んでた。

帰ってきて、お風呂に2人ではいる事に。

JN「あなたちゃんの肌、好きだよ」
「あんまり綺麗じゃないよ、」
JN「何言ってるの笑、綺麗だよ。僕しか知らないほくろがあるのも、大好きだよ」
「ありがとう笑……ジェノ、オールバックも似合うね?♡」
JN「あなたちゃんのオールバックも可愛いね?あと、、うなじ、綺麗、、」
「えっち」
JN「笑笑」

お互いの裸も見なれた。エッチな雰囲気にならなきゃ、勃起しないなんてのは嘘。気抜いたらちんちん勃ちそうなんだけど、あなたちゃんに失礼だから、なるべく見えないようにするために、備え付けの乳白色の入浴剤を入れた。

あなたちゃんが湯船で前から僕に抱きついてきて、「ジェノ、私、1週間でやってみたいことがあって、」って上目遣いで聞いてくるから、「ん?」って優しく肩にお湯をかけてあげながら聞く。

「ポリネシアンセックス、したいの」
JN「ぼや、?」
「ポリネシアンセックス……。オセアニアのポリネシア地方で出来たセックスの文化でね、射精や快感よりもお互いの精神的な繋がりを重視してやるえっちなの、」
JN「うんうん」
「お互いをちゃんと愛してないと、できないの」
JN「うん♡( .◜▽◝ )」
「大体1週間くらいかけてやるんだけど、」
JN「( .◜▽◝ )!?」

驚く僕に、一生懸命説明してくれるあなたちゃん。
どうやら、約1週間かけてやるえっちで、挿入は5日に1回のみ、あとの4日間はお互いの体を愛撫したりおしゃべりするだけだったりだと言う。

手順が分からないけどあなたちゃんが教えてくれるって言うから、言うことを聞くことにした。
大まかに分けると、1日目の夜はお互い裸になって、お互いの身体の好きなところを褒め合うんだとか。
そしたらお互いの体を観察して、その日はおしまい、抱き合って寝る。

2日目からはちゅーしていいんだって。でもちんちんとか、あなたちゃんのソコには触っちゃダメ。おしりもそう。胸もだめ。1日目と同じことをした後に、他の体の至る所にたくさんちゅーして満たされたら、そのまま、また抱き合って寝る。

3日目はいつも僕があなたちゃんにやってあげる、深い深いディープキス、OKなんだって。軽くちんちんも、ソコも触っていいけど、いつもみたいにいっぱい擦るのはダメだって。1日目〜2日目にやったことを繰り返してから、全身を触ってあげて、少し高ぶってきた頃にぎゅーして、寝る。僕3日目辺りでやばそう。

4日目は今まで同じ。1~3日目にやった事をやった後に、いつもやってるみたいにいっぱいクリトリス擦ってあげたり、ナカに指入れてぐぽぐぽやってあげたり、僕のちんちん触ってもらったり……でもまだ入れちゃだめなんだって。しかも、擦ってあげてもいいのに、寸止めしなきゃなんだって。僕おかしくなっちゃいそうだけど、できるか自信ないよ。

最後5日目。これまでやった事をもう一度やる。寸止めも含め、前戯は1時間。お互いがエッチしたくて仕方なくなった頃に、とうとうあなたちゃんに勃起した陽根を入れてあげられる。でも入れてもすぐ動いちゃダメ。30分間はそのままで、お互い寝そべって、僕が半身を起こしてちんちんを入れてあげたら、2人で脚を絡ませて、いっぱいちゅーしてあげるの。
腰を動かし始める時も、ゆっくり、ゆっくり。
スローセックス。
お互いがイったあとも、ちんちんは抜かないであげる。
このポリネシアンセックスをすると何度も何度もオーガイズムの波が来て、びっくりするほど気持ちいいんだって。

ずっと抜かないままでいたら、そのうちゆっくり引き抜いて、いつも通り後戯して2人で抱き合って寝る。

お風呂で火照るまでその話をしてくれたあなたちゃん、既に足を擦り合わせて、エッチしたいって顔してるし、汗もそんな匂いになってる。のに、5日間も持つ?大丈夫かな。

JN「僕は頑張れるけど、あなたちゃん、途中でダメにならない?大丈夫?」
「大丈夫、ジェノくんとなら、できるもん」
JN「귀여워♡……ん、じゃあ今夜から、やってみる?」
「ん、やる」

あなたちゃんが上せそうだから、お風呂から上がって、2人で支度を整えた。
お互い全裸のまま準備をして、大きなベッドに歩いていく。
部屋は適温だったから、寒くもなく暖かすぎずで助かった。

「な、なんかっ、エッチしたいっていっぱい言って、私、恥ずかし、」
JN「( .◜▽◝ )♡、恥ずかしくないよ、僕、あなたちゃんといっぱいエッチしたいって、いつも思ってたけど、、?笑」
「でもこんな、ずっと説明しちゃって、」
JN「んはは♡可愛い、大丈夫だよ。えっちなあなたちゃん、大好きだよ。これからもいっぱいセックスしようね」
「ん……♡」

僕があまり自分から言い出さないから、少し不安になっちゃったあなたちゃんの頬を撫でて、好きだよって沢山伝えてあげる。

さぁポリネシアンセックス1日目の始まり。
大きなベッドにお互い全裸のまま胡座をかいた僕、体育座りしてるあなたちゃん。

JN「…………その座り方で大丈夫?女の子もあぐらをかいたほうが、骨盤が楽って調べたんだけど、、?」
「!?」

本当は言わないつもりだったけど。
エッチしてる時に、お股開いてたあなたちゃんを見てたから、そう思って。
驚きながらも、恥ずかしいからいいもん、ってお姫様座りになったあなたちゃん。
可愛すぎるけど、あんなにエッチなこと沢山してきたのに今更!?笑

なんてのは、内緒で...。

お互いの体を、エッチなところばっかり見つめちゃって、2人で照れ笑い。

「ジェノくんのちんちんばっかり気になっちゃう」
JN「ふへへっ、えへ、あなたちゃんの変態、笑♡」
「ジェノくんのちんちんにいっぱい鳴かされちゃったもん」
JN「僕はあなたちゃんの今の体、好き。ふにふに、可愛い。どんな体型でも、好きだけど笑、」
「でも、子、これ以上太ったら……ジェノくん嫌いになっちゃうなって」
JN「やァー!なるもんか。刻印の相手だよ?大丈夫だよ」

あなたちゃんが少し俯いたから、下から覗き込むように入り込めば、チューしてきそうになったから、急いで人差し指で唇をとめた。

JN「1日目は触っちゃダメでしょ?笑」
「んあぁそうだった、ジェノくん、」
JN「んふふ♡」

恥ずかしそうに来る君が可愛くて。
いつもみたいに、おねだりの声だして。
今すぐ色々してあげたいけど、僕にこの指示を出したのは君だから。

JN「僕はあなたちゃんの小さな耳が好き」
「随分マニアックな…笑……私はジェノくんの骨格が好き」
JN「骨格!?笑……あなたちゃんの髪が好き」
「ジェノくんの右目の涙ボクロが好き」
JN「ふへへ♡あなたちゃんの爪の大きさが好き形も、サイズも全部好きだよ」
「ジェノくんのサラサラな髪が好き」
JN「あなたちゃんのなだらかな、うーん……柔らかいお腹が好き」
「っ、ジェノくんの皮膚が薄いところが好き、血管浮き出るから」
JN「ふっ、あははっ、よく見てるねぇ?」
「ビキビキー!って、なるの、好き。あ、皮膚が薄いからちんちんも血管浮き出るのかな?」
JN「んははっ笑、そうかも?笑♡ありがと♡……あなたちゃんのもちもちのおしりが好き。男とは違う、むちむちのおしり、かわいい」
「えっち、」
JN「笑、本当は揉みたいけど、あなたちゃん嫌かなって、してない」
「わァ…」
JN「引かないで引かないで笑、あとあなたちゃんの足の大きさも好き。おへそも好きだし、胸も好き、首の長さも好きだよ」
「たくさん、、」
JN「……刻印の相手だから、って理由だけじゃなくてね、君のことが性格も中身も全部、心から好きだから……正直外見だけ褒めていくの、少ししんどいよ……笑」
「何で?笑 私嬉しいよ」
JN「何か…下手なナンパみたいじゃない?笑」
「あぁ笑笑」

お互いの外見の好きなところを言い合わないといけないのはわかっていても、なんだか不思議な気持ちになる。なんか、下手な奴のナンパみたいになっちゃって笑。

でもあなたちゃんは嬉しそうにするから、その仕草が可愛くてずっと見ちゃう。
にしても、、あなたちゃん笑。
僕のちんちん見すぎだよ、、笑。
可愛くていいけど、、僕は君の顔ばっか見てる。

JN「ぼくのちんちんばっかり見ないで笑」
「んぁーっ、だって、、勃起してないのになんか大きく感じて、、」
JN「ありがと笑♡…あげたいけど、触らせてあげられるの明後日からだよぉ…」
「んーッ…耐えるの大変…」
JN「ふふ♡一緒に我慢しようね?」
「おん……」

でも見るのやめないの可愛いな……。
いいよ、いくらでも見て。減るもんじゃないし。
てかあなたちゃん、それ褒め言葉だよ……。僕勃起しないようにするのに必死なんだからね……。

ある一種の羞恥プレイだと思うこれ。
あなたちゃんがたまに視線を僕にくれるけど、全部かわいいからもう突っ込まないでおく…笑

大好きだよ、愛してるよって気持ちがちゃんと伝わるように。たくさん君を褒めてあげる。

JN「その身長も、目も肌も、全部大好き」
「ジェノくんの腰つきが好き、、細くて、、でも昔水泳やってたりした?肩幅ががっしりしてて、広くて、、肺が発達してるからなのか胸板がしっかりしてるの」
JN「お……!!よく見てるね。小さい頃水泳やってたよ。そのせいかな?」
「抱きしめられるの、キュンってするの」
JN「愛情表現は下手くそだけど、それでも僕のぎゅーでそう感じてくれてるなら、嬉しい、えへへ笑」
「ジェノくんの小さいおしりも好き」
JN「あっはは笑、こんなのなにもよくないよ?男だからあなたちゃんに比べたら硬いし…」
「でも好きなの。あとジェノくんの上腕二頭筋も、三角筋も、、好き、」
JN「筋肉!ぼくの腕噛んでたもんね?笑」
「ん……脇も綺麗ですき、」
JN「あなたちゃんの足の付け根が好きだよ僕。男とは違う、柔らかい感じ。視覚的にも、、」
「ほんっとえっちなとこばっかりみてる!」
JN「あっ、あにぃ!笑…僕だけじゃないじゃんかぁ笑」
「なんも考えてませんって顔してそんなこと考えてたの!」
JN「何回もセックスしてるんだから思うでしょぉ笑…そんなこと言ったら、僕あなたちゃんのまんこも好きだよ、色も形も君の色、匂いも覚えたよ」
「うぁぁぁぁ……!!」
JN「ふっへへ♡照れないで笑」
「無理むり、ジェノくんのえっち!!」
JN「僕のは、?僕のはすき?」

赤くなって俯いた君に、触れないまま下から覗き込めば、小さな声で「やぁっ、すきぃ、」なんて言うから。
ほんとに君には勝てないな。
こんなかわいいのにこのまま4日間もお預けなんて、しんどい。

これ以上言いたいこともあるけど、言うと明日以降の分無くなっちゃうから。
恥ずかしいよって俯くあなたちゃんとさを抱き寄せて寝る支度をする。
お互い全裸でいるのに部屋が暖かいおかげでしんどくない。僕も人間の姿だからそこまでしんどくない。

ベッドはカーテンで周りが仕切られてるからこそ、2人だけの空間でお互いのことを話すのは、とても大事だと感じた。

JN「んへへ、からかってごめんね?もう寝よう、おいで」
「ん……」

外は少し寒い。2人で毛布にくるまって、裸のまま抱き合って寝る。
布越しじゃない、肌同士が直接触れ合う感覚。まだ荷解きもロクにしてないけど、君とずっと触れ合っていられるのは正直本当に嬉しくて。
あなたちゃんの腰を引き寄せて、長い髪が顔にかからないようにして、優しく頭を撫でながら寝る。
まだ始まったばっかりの1日目だけでも、君を抱きたくてたまらない。

もっと教えて、あなたちゃんのこと。
僕が我慢してた十数年分は、こんな数カ月じゃ埋められないよ。

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