そう、なんと母に渡されたジャージには
でかでかと「青葉城西」とかかれていたのだ。
なにがなんだかわからないまま、私はなんとか
準備を終わらせた。
…バタン、ガシャッ
私は母に強引に押し出され、鍵をしめられてしまった。
1人でブツブツ言っていると、私はある事を思い出した
昨日のあれ。黒髪の女の人に願いを聞かれたことだ
1人でパニックになっていると、家の前を通りかかった
誰かが私に話しかけてきた。
そう思いながら私は声のした方に振り向く。
なんとそこには…
及川さんが立っていた!
私は推しが目の前にいる、という事実を受け入れられず、
硬直しながら及川さんを見つめていた
私は焦ってそう返し、目をそらす。
そんな事を考えていると及川さんが口を開いた
私は焦ってそう返してしまった。
そう言うと及川さんは少し悲しそうに下を向いた。
そう言い聞かせながら私は道路に出た。
待てよ、道路に出たところで私行き方わかんない…
私は心の中でそう言い返した
私が頬をふくらませていると及川さんは私の頬をツンツン
とつついてきた。
いきなり頬を触られた私はびっくりして立ち止まって
しまった。
私は真っ赤になりながら顔を手で隠す。
そんな私を見て及川さんは私から手を離した。
及川さんが私を見て頬を赤らめる。
お互いそっぽを向いていると後ろから声がした。
及川さんが声に気付いて後ろを振り返る。
及川さんはさっきの気まずさを紛らわすように
明るくそう言った。
私も声がした方を振り向くと、そこには…
岩ちゃんがいた。
私は普段友達と話す時、岩泉の事を「岩ちゃん」と
呼ぶのでその癖が出て本人にもそう言ってしまった!
そういうと岩ちゃんは及川さんの頭をグリグリと押した
2人がわーわーと騒いでいると、後ろからまた
聞き覚えのある声が聞こえてきた
岩泉さんと及川さんが同時に声がした方へ振り返る。
私も2人に続いて振り返ると、そこには…
マッキー&まっつんがいた…!!!
4人はそう言うと歩き出した。私も4人に合わせて歩く。
及川さんはそう言うと私の顔を覗いてきた。
そんなことを話しながら4人は高校へと向かった


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。