第3話

悪役の過去と恐怖症
120
2025/08/13 14:49 更新
iemon視点
別に、悪役になりたかったわけじゃない。
iemon
はー、あの顔……もっと見たい。Latteさんのも見てみたいな。どうしようか…
俺は、もとはこんな人間じゃなかった。
あいつらのせいでこうなった。
俺は何も悪くない。
これは俺の昔話。

俺は、もちろんイケメンなのでモテまくった。
毎日呼び出され、毎日きゃーきゃー黄色い声援を浴びて。
街を歩けばスカウト多数、生きてるだけで顔面国宝の異名を持っていた。
そんなとき、「アイドルにならないか?」と知らない男に声をかけられたことがある。俺はいつもの通り、断ろうとしたんだよ。  
そうしたらアイツは、「人を幸せにできる」と唆してきた。あの時の俺は、クソ純粋のバカだったもんで、元気よく承諾してしまった。
実際はアイドルなんかはやらなかった。バカみたいに毎日脱がされて、犯されて、それをネットに上げられて。
終わっていた人生だった。
ある日そいつらの隙をついて、ぶっ殺してみた。
完全には殺せなくとも、行動不能くらいにはなってただろう。その時、主犯だろうアイツは苦しそうな顔をして、許しを請いた。俺が凶器をチラつかせるだけで、そいつは顔を青くし、汗をかき、涙目で訴えてくる。
さいっこーに、可愛かった。 
そこからだろう、この性癖に目覚めたのは。アイツのせいだ。
そいつは、犯罪者にはもったいないくらいに顔立ちがかっこよかった。俺と張り合うくらいには。
俺は少しの間、「苦しみ顔が大好きな変態殺人犯」になったりしてみた。
みんな苦しみながら死ぬし、俺は興奮できるし、最高の天職だと思ってた。
誰かのゆっくり実況をみて、「なんだこれ」と思ったけれど、何故か興味を惹かれた。 
やってみた。最初は全然伸びなくて、それが俺のやる気を惹いた。
どんどんファンがついていく感覚は、薬物をやったときと同じくらい、気持ちよかった。
めめ村に入ったあたりから、俺は可怪しくなっていった。
めめさんが変に魅力的に感じて、これが恋かなとか、できなかった青春を取り返している気持ちになった。
めめさんの苦しむ顔が、みたいと思った。

直せなかった変態殺人犯の、性癖。
いろいろ思い出してしまった。昔の人生は、何も面白くなかったのだから、すぐに忘れてしまおうと思っていたのに。
iemon
どーやって戻りましょうかね。
ウパパロン
んえ、iemonさんじゃ〜ん!
柊鳴ルカ
……iemonさん、どうしました…?
ウパパロン
確かに、らてめめどうしたんですか?
iemon
………はぐれました。
ウパパロン
ありゃー、どうします?
柊鳴ルカ
…めめらては帰れると思います。
柊鳴ルカ
なので、3人で帰りましょう
ウパパロン
おっけ〜!!一緒に帰りましょ〜〜
ウパパロン
はー、やっと帰れましたね。
柊鳴ルカ
ですね、結構歩きました…
iemon
…あ、そういやその2人は何か収穫はありましたか?
ウパパロン
あ、いや特に……
柊鳴ルカ
野菜を少しだけですね
ウパパロン
せめて野菜じゃなかったら嬉々として話してたのにね、つまんない。
柊鳴ルカ
けど恋の収穫はありましたね
ウパパロン
ちょ、それ秘密……
iemon
え、気になります〜
柊鳴ルカ
教えちゃいますか?
iemon
教えてくださ〜〜い!
柊鳴ルカ
……ウパさんは、Latteさんが好きらしいですよ。
ウパパロン
あーーー!!!!それ言わないって約束だったのに!!
iemon
え、理由とかあります?
柊鳴ルカ
なんか最初会った時に可愛いと思って、どんどん惹かれていって、気付いたらその興味が恋心になってたと言っていましたね
ウパパロン
そんなオシャレに言う…??
柊鳴ルカ
じゃああのぐちゃぐちゃな日本語の理由説明でいいんですか?
ウパパロン
それはよくない!!!
Latte
ただいまで〜す
柊鳴ルカ
あ、おかえりです〜
iemon
あ、めめさん。
めめんともり
ヒッ……………
Latte
めめに用ですか?
iemon
はい。と〜っても大切な用なので、2人きりになりたいです。
Latte
……………無かったことにはさせませんよ。
ウパパロン
え、どゆこと?
Latte
………その、そこの男が、めめを
Latte
めめを、ぐちゃぐちゃにしようと、していたから、…!
めめんともり
らて、もう言わなくていい、よ。
Latte
けど…!
ウパパロン
え、え?
Latte
とりあえず、ルカさん。
そこの男……………iemonさんを、捕まえていて欲しいです。
柊鳴ルカ
え、なんでですか……?
Latte
私たちにまで被害が来ます。
めめにしただけで腹が立つのに、彼奴はまだ諦めていない。
柊鳴ルカ
…とりあえず捕まえます!!
iemon
いや俺そんな簡単に捕まらないけど
柊鳴ルカ
隙あり!!!!!
iemon
うぐっ
ウパパロン
で、なにがあったの
めめんともり
そ、それは…
Latte
めめ、私が言うよ。
めめんともり
……いや、私が言わないと駄目なことだから…、
Latte
…そっか。頑張ってよ。
めめんともり
うん、あの、ですね…
めめんともり
…………と言うこと、です
ウパパロン
え、俺怖い?
めめんともり
ウパさんは特に怖くありませんけど、ルカさんと、その…iemonさんが怖いです。
柊鳴ルカ
俺怖いんですか?
めめんともり
すみません、少しだけ
柊鳴ルカ
これから気をつけておきます。
Latte
近付いたら私がルカさんを許しません。
ウパパロン
…うーん、iemonさんはどうする?
Latte
私的には追い出したいのですが
ウパパロン
うん、俺も追い出すまでは行かなくても…なんかこう、監禁とかしたほうがいいと思う
めめんともり
監禁、まで行かなくていいです……
柊鳴ルカ
けど、追い出すのはまた帰ってきてなんかしてきそうですし……
なら閉じ込めておいたほうがいいんじゃないですか?
Latte
監禁はいいですけど、そんな監禁するような場所、あります?
めめんともり
………地下に少し、ほんの少しだけ、あるよ
Latte
本当?じゃあそこに拘束しておこうか
ウパパロン
なら、今度めめさんの車使って動物園行っていい?
Latte
急に?どうしたんですか
ウパパロン
Latteに聞いてませーん
めめんともり
………車、使っていいですよ
ウパパロン
やった!
Latte
だからなんでだよ
ウパパロン
動物園から檻取ってくる!!
Latte
……なら私も同行していいですか。
ウパパロン
え、Latteはめめさんの隣いれば?
Latte
めめが行きたいってこの間言ってたから、めめも一緒です。
ウパパロン
そういうこと?ならいいよ
iemon
………あの、俺は…?
Latte
お前は黙れ
iemon
辛辣ですねぇ
柊鳴ルカ
iemonさんは拘束しておくんで、みんなとりあえずご飯食べたらいいんじゃないですか?
ウパパロン
確かに、じゃあひなにい頼んだぞ〜
柊鳴ルカ
はい!
ほら、iemonさん。上の階行きますよ
iemon
チッ わかりましたぁ
Latte
あ、ご飯全部あっちに置いてきちゃったかも
めめんともり
ごめん…
Latte
めめのせいじゃないよ。
ウパパロン
置いてきたって何を?
Latte
食料です
ウパパロン
あー、そう言うこと?大丈夫じゃないかな……
Latte
え、なんで?
ウパパロン
だって俺らめっっちゃにんじんとか野菜関係とってきたもん
Latte
有能すぎる
ウパパロン
だろ?
はい、主のいちごらーめんです!
今回は現時点で2388字ですね!凄い時間を開けてすみません、リクエスト短編集のやつのrkieで苦戦していて、息抜きで最近書いていないのを書きました!
キャラ同士で何か違うところがあったら教えてください!
あとコメントもできればほしいです!もらえるときっと嬉しいと思うので!!

プリ小説オーディオドラマ