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第5話

檻を運ぶあなたへ、苦しみのプレゼント。
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2026/08/02 21:33 更新
ウパパロン視点
Latte
行きましょう、めめ。
めめんともり
うん
ウパパロン
行ってくるんで、ちゃんと見張っててくださいね!
柊鳴ルカ
わかった。
ウパパロン
おお……動物もいない
Latte
逆に不気味ね。
ウパパロン
さて、鉄格子を掻っ攫うかぁ!
Latte
めめはそこで休んでていいからね
めめんともり
…うん

ウパパロン
さて、っと…
Latte
結構重め?
ウパパロン
お前も手伝えよ
…Latteと、共同作業をしている。

勿論、これは事故から起きた 本来無かったはずの未来。このお出かけの発生は、喜ばしいことではない。
Latteも、俺がこんなふうな事を思っていると知ったら、きっとここから めめさんを連れて去ってしまうだろう。それに、これを嬉しいと感じるのは、あまりにもめめさんに失礼だから。
俺は絶対に声には出さない。

なるべく、思わないようにする。
Latte
か弱い女の子に手伝わせるなんて正気?
ウパパロン
か弱い女の子…??
Latte
殺すぞ
この馴れ合いが、一生続ければいいのに。
ウパパロン
う…これ、一旦ココ置くからな
Latte
……やっぱ、手伝おうか?
ウパパロン
…………だ、大丈夫…
……手伝って欲しい、って思ってたけど……
女の子に手伝わせるのってどうなんだ、男として。
Latte
大丈夫じゃないでしょ。めめ、私もやってくる
めめんともり
……私、車に運ぶよ
ウパパロン
え、別に大丈夫ですよ…?めめさん俺より力ないし…大変じゃ
めめんともり
動かないと。思い出してしまいそうなので
ウパパロン
…………そっか
Latte
2人で持つわよ!!
………顔近っ
……Latte、ホント綺麗な顔してるよな
Latte
聞いてんの?
ウパパロン
ぁ、聞いてる聞いてる…
ウパパロン
ウパパロン
Latte、それ暑いだろ。
Latte
あー、別に
ウパパロン
嘘つけ、別に捲くればいいだけだろ
Latte
腕捲くりなんてしたらダサいから
ウパパロン
…女子の世界はわかんねーな
Latte
っしょ…こんな感じ?
ウパパロン
ああ。あとはあれとあれとあれ
Latte
めっちゃ檻あるじゃん………
Latte
てかめめは?めむぐ
ウパパロン
今めめさんは立ち直るために必死なの。お前が心配して、また思い出すのも残酷だろ。
Latte
…そうね

ウパパロン
マジでお前…一旦腕貸せ
Latte
ウパパロン
ダサくてもいいから、腕捲れよっ
Latte
――――――あっ
めめんともり視点
私の体は随分と分かりやすい。
動いているだけで、すぐに立ち直ってしまう。檻を動かすなんて面倒くさいことやりたくない。なんて思っていたけれど、思ったより楽しくなってきたし
これでもう、らてに弱みを見せずに済むのかも。
ルカさんにも、ウパさんにも。皆に迷惑かけてる分、この件が終わったらすぐに役に立とう。私に何ができるかな、料理とかしか思いつかないな…
ウパパロン
ッッッッお前!!!!!!!
めめんともり
ウパ、さん
叫び声…ってことは、何かがあった。
…私は顔を真っ青に染めながら、その場へ向かった。

Latte
………………
ウパパロン
なん、だよ それ
ウパパロン
何で…

その場には、らての腕を捲り 怒っているウパさんと
腕にあるリスカの傷を隠しながら、申し訳なさそうに佇むらてが居た。

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