ウパパロン視点
…Latteと、共同作業をしている。
勿論、これは事故から起きた 本来無かったはずの未来。このお出かけの発生は、喜ばしいことではない。
Latteも、俺がこんなふうな事を思っていると知ったら、きっとここから めめさんを連れて去ってしまうだろう。それに、これを嬉しいと感じるのは、あまりにもめめさんに失礼だから。
俺は絶対に声には出さない。
なるべく、思わないようにする。
この馴れ合いが、一生続ければいいのに。
……手伝って欲しい、って思ってたけど……
女の子に手伝わせるのってどうなんだ、男として。
………顔近っ
……Latte、ホント綺麗な顔してるよな
めめんともり視点
私の体は随分と分かりやすい。
動いているだけで、すぐに立ち直ってしまう。檻を動かすなんて面倒くさいことやりたくない。なんて思っていたけれど、思ったより楽しくなってきたし
これでもう、らてに弱みを見せずに済むのかも。
ルカさんにも、ウパさんにも。皆に迷惑かけてる分、この件が終わったらすぐに役に立とう。私に何ができるかな、料理とかしか思いつかないな…
叫び声…ってことは、何かがあった。
…私は顔を真っ青に染めながら、その場へ向かった。
その場には、らての腕を捲り 怒っているウパさんと
腕にあるリスカの傷を隠しながら、申し訳なさそうに佇むらてが居た。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。