第6話

後悔
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2025/06/06 14:13 更新
そういえば昨日パパとママでお兄ちゃんの話をしたよ。
僕たちずっと後悔してることがあるんだ…。
それは『お兄ちゃんの死に目に会えなかったこと』。

あの日の夜ママはあなたが静か過ぎて違和感があったんだって。
だから僕に確認させた。
それで僕が触った時にはあなたは少し暖かかったけど、もう固くなってたよね。
いつもならツンって触ると飛び起きるのにおかしいなってなった。

パパが『もうダメだ』って言った時、かなりショックだったなぁ…。
なんでもっと早く気づけなかったんだろうって後悔した。

よく思い返せばそれっぽい行動がいくつもあったのに….
きっと無意識のうちに考えるのを避けてたんだね。
だって、考えたくないもん、そんなこと。

でも、その結果がこれだったんだよね。
もし今の記憶を持ったままあの日に戻れるなら僕はずっとそばにいてあげたいな。
膝の上に乗せて頭を優しく撫でる。いつものようにね。

なんて言ったってそんなことできないんだけどね…。
なんだかそういうことを話す度に後悔が…。

お兄ちゃん今頃何してるかなぁ…。
元気に走り回って、他の子と仲良くして、美味しいものいっぱい食べれてたらいいな…。
せっかく目も耳も悪くなって思うように動けない体から解放されたんだもん。
きっと幸せなんだろうな…。嬉しいんだろうな…。
もうこの際だから言っちゃうね。
きっと気づいてる人もいるかもだけど、僕が言っている“お兄ちゃん”っていうのは“愛犬”のことです。
なんでお兄ちゃんと呼ぶかというと僕よりも先に家にいるしママ達がそう言ってたから。
別に人間だろうと動物だろうと“家族”なのには変わりないもんね。

僕の愛犬は2025年3月25日に虹の橋を渡ってしまいました。19歳でした。
突然過ぎて受け入れられなくて、それでどこかにこの気持ちを吐き出したいと思いこうして『お兄ちゃんへの手紙』という形で書かせてもらっています。
最近は少しずつ受け入れられつつありますが、やっぱり思い出すと泣きたくなるし後悔も押し寄せてきます。
こういうのを『ペットロス』なんて呼びますよね。

もしこの小説を読んでいる方でそんな経験がある方は良ければでいいんですが、コメントで話しませんか?
なんていうかこういうのって誰かに話すことで少し気持ちが楽になりませんか?
返信は遅くなるかもですが、良ければぜひ。

猫山あおい

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