第6話

6.君じゃない
6
2024/07/11 15:13
早瀬奏斗
此処で待ち合わせなんですけど…
私達は公園へ来た。
あなた
まだ来てな…
ガシッ
???
何故君が此処に
あなた
だ、誰?
目の前には白髪の男性が経っていた。
早瀬奏斗
西条さん、彼女には記憶が無いんです。離してあげて下さい
???
ああ、済まないね
あなた
貴方が西条さんですか?
西条羽流
そうだよ。羽流はると読んでくれ
あなた
羽流、さん
西条羽流
敬語も要らないし、呼び捨てで構わないよ
あなた
いえ、それは慣れないので
彼が大人っぽく、私より背が高いからか、私より年上に見えるが…
西条羽流
そうかい?
彼は笑った.でも私は胸騒ぎが止まらなかった。
彼は私のことをじっと見ていた。
あなた
私の顔に何か?
西条羽流
いいや、ほんとうにあなたの下の名前の様だと思ってね
あなた
身体見た目は本人ですから
何を言っているんだと思いつつ、ゼラニに話しかける。
あなた
(ゼラニ、彼は味方?)
ゼラニ
お答えできません
あなた
(ふーん、全部教えてくれるんじゃないんだ)
ゼラニ
はい
少し悔しい。そう言えば、と彼のぶ頭上を見る。
【西条羽流】
二十歳。弟子。
異能 言霊使い
好感度15
あなた
(弟子なのに年上…。というか相変わらず最初好感度低っ)
早瀬奏斗
さて、如何しましょうか、ハピネスに行っても辛いだけですし…。あ、ハピネスは僕達の職場です
あなた
大丈夫だよ?
早瀬奏斗
嫌…
あなた
うーん
あなた
じゃあ、気分転換ね!
早瀬奏斗
え?
あなた
街に行こ!
私は彼の手を取った。
西条羽流
あなたの下の名前じゃない…
はしゃいでいた私達の耳にはボソッといった彼の声は聞こえなかった。
あとがき

はい!第6話はここまでです!
更新遅くなって済みません!
最後まで見て頂き、有難う御座います。

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