一時の間、シーンと静まり返るスタジオ内。
うわ、声でかすぎ!
番組に出ているほとんどの人が驚きの声を上げ、
目をひん剥く。
挨拶をすれば、それと同時に出てくるカンペ。
大成功を納めた今回のドッキリ。
正直俺は番組終わりが怖くて仕方がない。
用意された席へと座って、
出演者達からの質問に答えていく。
用意された席は2人の間で、
両隣からは俺ら以外には聞こえない声量で、嫌味っ
たらしい言葉が飛んでくる。
いつもだったら「うるさい」なんて悪態をつくけど、
今日の2人には楯突かない方がいい。
あとが怖すぎる、
さっきまでの怒りを含んだ表情はどこへやら。
テレビにでる2人の顔へ戻っている。
さすがプロ。
まぁ圧は変わらずだけど。
本当のこと。
だって1番を教えてなんて言われてないからね。
ズコッなんて効果音が着きそうなリアクションを
かます司会者さん。
でもまぁ事実だし、しかたない。
好き嫌いでこの2人と一緒に居る訳じゃないから。
パチパチパチ
拍手の音が鳴り響く中、
最初入ってきたところから裏の方へ消えていく。
交換宣伝です。ぜひ。
もう、夢主くんのクズっぷりが笑えてくるくらい凄いですw
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!