ある日の夕暮れ、今は人が少ない時間のゆったりとした静かなカフェに訪れる一人の青年が居た。
彼はカフェに入ると椅子を引き、座る。
先程まで店員として徹していた青年が馴れ馴れしく少し不機嫌気味の椅子に座っている青年に話しかける。
彼の態度に困ったように首を傾げる青年の店員。
彼らは親友なのか幼馴染なのかは分からないが仲が良いらしい。
そう呟きながら海星と呼ばれる少年は珈琲を淹れるために厨房に入る。
叶と呼ばれる少年は頬杖を付き、外を眺めながら珈琲を待つ。
数分後、海星から珈琲をお礼を言いながら受け取り、一口飲む。
苦そうな顔をした叶を軽く手の平で頭を叩く。
そして、叶に珈琲シロップとミルクを渡す。
叶はまた一口飲みだす。
そんな叶に海星は頭に手を置く。
そんな海星に驚いた顔をする叶。
更に目を見開き、なんで分かったのという顔をする。
また海星は軽く痛くないくらいに叶の頭を叩く。
海星は舞台のチケットを叶に渡す。叶は不思議そうに首を傾げる。
叶の質問に首を振る海星。叶はそう言い、海星と別れを告げカフェを後にしたのだった___
to contenued_
next↪~2話~












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。