とある日の朝。
自分はとあるコンビニでケーキを眺めていた。
そうミテさんに感謝しながら、自分たちは恋文さんのいる2000ハウスへと戻ることにした。
正確にはお祝いをしないという意味である。
今日は私の誕生日であるが、正直そんなことはどうでもいい。
得るさえ見つかってくれれば私の誕生日祝いなどいいのだから。
ちなみに先程お姉ちゃんから、
と言ってもらい誕生日ケーキを貰っているので、
正直それで満足している節もある。
私が得るの事を想っていると、本当に得るが現れた。
そう得るが取り出したのはホールケーキであった。
得るにそんな顔してほしくない。
そんな想いから私は得るのことを抱きしめていた。
私は理解した。
得るが失踪した理由。
荷が重いって言葉。
得るは人から向けられる優しさに慣れていないから。
慣れさせなきゃ。
ゆっくりと…。
得るは私を引き離し、後ろの方へと跳躍する。
私は全力で得るに距離を詰める。
お得意の瞬発力である。
私は瞬発力では他のみんなに負けないから。
驚いた。得るが十露盤が死んだニュースの事を知っていたなんて。
いや、それよりも…
結局こいつは…2000を殺したいってことしかわからない正体不明の存在…。
そう言って捕まえようとするも、消えて逃げられてしまったのだった…。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。