レイside
誰かが僕を呼んでいるような気がして、意識が覚醒していく。
声が聞こえる方向へ顔を向け目を開けると、視界には不機嫌極まりない顔をした....リノさん、
起き上がった僕を見るなり驚いた表情をするリノさん
困ったような、何か言いたげな顔をして口をもごもご動かしている
ベットから体を離し、リノさんの目の前に申し訳なさそうに立ってみた。
下に行けばいいのかな、、と言うか、なんで呼びに来てくれたんだろう
...なんでリノさんは僕のこと、そんな目で見るんだろう、
あの視線に耐えきれず、リノさんを避けるようにドアに向かって歩いた。
横を通り過ぎようとした時、思い切り腕を捕まれ動きを制御された。
痛い、、かなりの力、、痛い、、
なんで、痛い、また痛いの、、
急な衝撃とフラッシュパックにパニックを起こしそうになる、、、が、
リノさんの焦った表情から意図しない行動だっとのだと読み取り、何とか呼吸を整える。
僕に触れた左腕は行き場を失って宙浮いていたが、リノさんも冷静になったのか、今度は僕の腹部ら辺の服をめくってきた。
あ、まずい
痣ってリノさんは言うんだね、
僕はこれを"愛"と教えられてきたんだよ。















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。