あの後僕は深い眠りに入り、変な夢も見ることなく
気づけば窓から日差しが差し込んで明るくなっていた
こんなにぐっすり眠ったのは本当に久しぶりで
いつもの体の気だるさが少し無くなった気がする
このふかふかの布団も夢じゃなくて良かった
この温かさも自分の温もりも、目を覚まして無くなっていたらどうしようって、無駄に心配してしまった
布団から体を起こし、階段を降りてみんなの元へ向かう
確か、突き当たりの部屋が共同スペース(?)だったような...
扉をノックしてゆっくりドアノブを押す
開けた瞬間、僕の視界にはイエニヒョンがめいいっぱい写って、気がつけば胸元にすっぽり収まってしまった
ちょっと、苦しい....
よりいっそうイエニヒョンの力が強くなって、僕は一生懸命胸元を押して抵抗するもビクともしない
しんじゃうかも....息できない.....
り、、リノさんだ....相変わらず僕のこと嫌いなのに
助けてくれたのかな....、、
イエニヒョンは瀕死状態の僕を見るなりハッとして
胸元から解放してくれた
感謝することがあまりなかったから緊張したけど、
ちゃんと伝えられてよかった
またあのお布団に戻れるように、頑張らなきゃ、、、

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。