一緒にいるのに構ってくれない貴方に___
KAIRYU
隣にいるのにずっとスマホ触ってる貴方
海龍は何も言わず静かに黙って、肩が軽く当たる
チラチラこっちを気にしているのがわかる
暫くして「……なあ」小さく言う
返事がないと、スマホの画面をそっと塞いで
「なんか冷たない?今日」
頰膨らませて上目遣い
そのまま貴方の肩に頭を寄せて
「ちょっとでいいから構って」
珍しく甘えてくる海龍
NAOYA
「ねえねえねえ」
「あなたちゃ〜ん、おーい」って近くに来る
無視してたら顔覗き込んで
「ねーえ!呼んでるんですけど〜」頬つんつん
「なお今ひまやねんけど〜」
忙しいからって構わずいると
腕に抱きついて
「無視しんでよ、寂しいねんけど…」
って駄々捏ねるので直哉の方を見ると
「あ、やっとこっち見た、かわいい〜♡♡」
ってずっと隣から離れない
RAN
特に何も言わない
でも距離がいつもより近い
ソファに座ってるとぴったり隣に来て、
貴方が動くと、蘭も少しだけ寄る
「……なに?」って聞くと
「別に」って言うくせに
体重かけて寄ってきて
「今日あんま話してなくない?」ってぽつり
「ちょっとこうしてたい…」
目合わせずに、消えそうな小さな声で言う
蘭の精一杯、最大の甘え
SEITO
「ぎゅー!!!」って言いながら
突然、後ろから凄い力で抱きついてくる
「ちょ、なーに!」って言うと
「んー?笑笑」って腕回して離れない
「充電してんねん今、充電中〜」とか言う
そのまま肩に顎乗せて
「最近忙しそうやん」「寂しない?」
ってちょっと不安そうに呟く
「…まあ、寂しいの俺やねんけど」
と子犬みたいに言うので
「すきだよ」って頭撫でると満足そうに笑う
RYUKI
隣に座ってるのに、妙に静か
チラチラ見てきて、目合うと逸らす
「…?」と思ってると腕を軽く引かれて
流輝の胸に飛び込むような状態
「…どうしたの」って聞くと
「……別に」そう言いながら手離さない
そのまま指絡めてきて
「なんか最近構ってくれんやん、なんで?」
「ちょっと寂しいっちゃけど」
不器用で、遠回しな甘え
TAKUTO
「あなた」静かに呼ぶ
振り向くと、拓途が横にいて
「今少し時間ある?」
「あるよ」って言うと
「よかった」って小さく微笑んで
「ちょっと話したかった」
って言いながら、さりげなく手重ねてくる
「最近忙しそうだから寂しかった」
今日はなんだか素直な拓途のこと
たくさん甘やかしたくなる
HAYATO
わかりやすく拗ねる
「へー」「そうなんだ」って適当に返事して
いつもと比べて明らかテンション低い颯人
「どうしたの?」貴方が聞くと
「別に〜」って言うので
何もないならと放っておいたら
「…構ってよ」「今日冷たい、あなた」
突然言ってきて、子供みたいで可愛い
そのまま膝に頭乗せてきて
「寂しい、今日甘えたい日だから」
って笑う
EIKI
隣に座って、距離近め
「今日さ」って貴方と話したいので
話しかけてくる割に話の内容が薄くて、
適当に返してたら少しだけ黙っちゃう瑛宜
そのあと「…あなた、こっち見て」静かに言う
視線合ったら満足して
「うん」って頷いて指絡めてくる
「忙しいのわかるけど
そんな構ってくれんとさすがに寂しい笑」
いつも余裕あるけど、
今日はかわいい瑛宜君___











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。