拓実くん!
俺は
四千頭身の
石橋遼大。
後藤拓実は
俺の
愛方だ。
そして俺が好きなのは
愛方の大事な…
彼女だ
俺らがコンビを組んだ頃からあなたちゃんと
拓実は付き合ってて
売れない頃から俺ら含めて
ずっと
支えていてくれた。
好きなんて…言えるわけないけど…
でも我慢出来なくて…
想いを伝えたくて。。
そう…誘ってしまった。
帰り
劇場裏にいるあなたちゃん…
口が震える
息が詰まる。
あなたちゃんは目を見開く…
そう言うと
びっくりしたような顔で
そう言うとあなたちゃんは走って
拓実の方に行った。
告白…しちゃった。
初めての告白で…
振られちゃったんだ…
俺の元に帰ってきた彼女は泣いていた。
俺の胸元で泣き出した。
俺は…背中をさすることしか出来なかった。
あなたside
私は昔
遼大さんのこと好きだった
拓実くんと付き合ってから遼大くんと出会って
ひたむきにお笑いに、向かう姿勢に
いつの間にか恋してて
でも
拓実くんを手放す勇気もなくて
あの時
私も好きだった。
そうとだけでも伝えればよかった。
走って逃げなきゃ良かった。
星の降る夜
遼大さんのことを思いながら
私は
拓実くんの胸の中で泣いた。
ななさんリクエストありがとうございます~!
喜んでもらえると嬉しいです!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。