第10話

『 bare Valentine 』10
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2020/02/05 06:38

*10*




それから、小瀧君はたくさん慰めてくれた。

何度も何度も「大丈夫大丈夫!」って。

ホント、優しいんだな…小瀧君。





だから、帰り道には、少しだけジョークも言えた。




あなた「小瀧君って、どうして彼女いないのか不思議だよ。イケメンで、背も高くて、勉強も運動もできて、優しくて、面白くて、、、」





指折り数えながら、たくさん浮かぶ長所。





小瀧「あなたちゃん、結構〜俺のこと知っとるんやな?w」

あなた「そう?w でもなんで?彼女作らない主義?」

小瀧「好きな子が俺のことを好きになってくれんとやからなぁ〜?」

あなた「好きな子いるんだ!?」

小瀧「おん。でも、毎年 決まった奴にバレンタイン渡しとるから、、ダメやろなww」

あなた「そっかぁ、その子一途だね!」

小瀧「せやねん。、、せやから協力したったのにな…」

あなた「え…」





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