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第3話

羞恥
318
2021/07/16 10:22
1歩ずつ近づく愛方の足

その度に匂いが濃くなっていって

久しぶりに本人が

おれのちかくに
さかた
う、らさん、それ、もしかして薬飲んでからなってん…?
さかた、さかた…

寂しかった、俺の名前もっと呼んで

なんて口に出せず

何を言えばいいのかわからなくて

何も働かなくて
うらた
ぁ、う、、さか、た、
我慢できなくなって

ぎゅ、とさかたの足に抱きついた
さかた
ゎ、?!…せやな、久々に会えたんやもんな…寂しかってん?
うらた
さみし、かった、おれっ、さかたがいなくて、ッ、気ぃまぎらわせるために、さかたのへやいたの、でも、ダメだった、
1度「寂しい」などと口に出すともう止まらない

羞恥なんて忘れて全部ぶちまけた
うらた
このおくすり、なんかからだ、あつくなって、あたまふわふわする、
さかた
媚薬…やったんかな…分からへんけど、うらさんが可愛なっとるから何でもえっか
うらた
おれ、かわいい?
さかた
おん、世界一かわえーよ
そういって俺の頭を撫でた

ああ、だめだ
うらた
さか、さかたっ、
疼き続けている下半身を慰めたくて

早くさかたに触りたくて
うらた
ちゅー、しよ?
さかた
ぇ、随分積極的やんな…?!
うらた
おねがい、はやく、ちゅーして、さみしーの
さくちゅ

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