第36話

1章 遠い日の青春 非日常 捜査パート
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2025/12/13 15:40 更新
凛太郎たちはラウンジに訪れた。
宝津 那乃
宝津 那乃
やっぱりこういう時ほど、美味しいご飯が1番なの〜!
そこには、捜査なんかそっちのけな様子の宝津姉妹と凌馬、夏希がいた。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
捜査しろ!!
宝津 那乃
宝津 那乃
ひえっ!怒られたの!
雨宮夏希
雨宮夏希
俺たち捜査も何も全くだからさ〜、迷惑しかかけないと思うんだよね♪
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
いやいやだとしても呑気に飯なんか食ってんじゃねえよ……
宝津 那乃
宝津 那乃
まあまあ、折角だしりんくんもチャーハン食べてくといいの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
だから私は女だよ!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
チャーハンなんか作って…食べてる時間さえ惜しいんだぞ?
宝津 那乃
宝津 那乃
…だ、だってみんな朝ごはん食べてないから……お腹空いてると思ったのに……
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
ああ!悪かった!食べる!食べるから!
宝津 那乃
宝津 那乃
それは嬉しいの♪レイサちゃんのも用意するの!
平坂 レイサ
平坂 レイサ
助かる。
宝津 那乃
宝津 那乃
それじゃあ、用意してるから待ってて欲しいの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
…いや、着いていくよ。調理室も捜査したいから。
調理室
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
調理室は何か変わった様子はないか?
宝津 那乃
宝津 那乃
んー?特にないの!
宝津 那乃
宝津 那乃
5本ある包丁も特に変わった様子は“ない”し、そもそも調理室に誰かが侵入した痕跡も“ない”からその点は大丈夫なの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
…どうしてそんなことが言い切れるんだ?確かに、君がよく調理室にいた事は知っているが…
宝津 那乃
宝津 那乃
昨日ここから出る時に調理室の入口で小麦粉を盛大にぶち撒けちゃったからなの♪
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
何してるんだよ!!!
宝津 那乃
宝津 那乃
で、でも!そのまま帰ったお陰で誰も入ってない証明になったの!
宝津 那乃
宝津 那乃
だって普通は調理室の入口から中に入ると足跡残っちゃうの!でも今日入ってもそれはなかったの。
宝津 那乃
宝津 那乃
なのは昨日は片付けめんどくさくてラウンジと調理室のドアから出たの。でもその時に鍵をかけて、鍵はなのが持ってたから絶対に入れないはずなの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
ま、まあ確かにそれは言えてるかもな。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
でもその小麦粉は掃除したんだろ?
宝津 那乃
宝津 那乃
……さ、さあ??なの、しーらない!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
おいお前掃除しろよ!!
宝津 那乃
宝津 那乃
で、でも!お陰でりんくんにもその様子を見せられるの!これで立派な証拠として使えるかもしれないの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
料理人が厨房でぶち撒けた小麦粉そのまんまはよろしくないだろ…
呆れつつも凛太郎は確かに掃除が大変そうなほどに散らかっている小麦粉に足跡が一切残っていないことを確認した。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
まあこんなにぶち撒けてちゃ、どんなにジャンプをしようが誰も届かないだろうな。
宝津 那乃
宝津 那乃
しかも、なのは偉いからちゃーんと外から調理室の鍵をちゃんと閉めたの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
偉かったらまず掃除するからな。
{コトダマ:宝津 那乃の証言}
宝津 那乃
宝津 那乃
よし、準備出来たからラウンジに戻るの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
はいはい。
宝津 那乃
宝津 那乃
りんくんとレイサちゃん用のおにぎりなの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
あれ?チャーハンじゃないのか?
宝津 那乃
宝津 那乃
チャーハンはパラパラだからおにぎりにできないの。
平坂 レイサ
平坂 レイサ
何故おにぎり?
宝津 那乃
宝津 那乃
おにぎりなら捜査中にも食べられるの♪
平坂 レイサ
平坂 レイサ
なるほどな。これは助かる。
陰山 凌馬
陰山 凌馬
チャーハンの残りってまだあったかい?
雨宮夏希
雨宮夏希
俺がおかわり取りに行った時はあと1人分だったよ♪
陰山 凌馬
陰山 凌馬
よっしゃい取ってくる
宝津 弦音
宝津 弦音
待ってください!?私のチャーハンは!?!?
陰山 凌馬
陰山 凌馬
キミはまだ残ってるじゃないか。
宝津 弦音
宝津 弦音
いやいやまだまだ食べたいんですけど!?食べ盛りの女の子ですよ!?
陰山 凌馬
陰山 凌馬
僕だって食べ盛りなお年頃だ。食べるのが遅い方が悪いじゃないか。
宝津 那乃
宝津 那乃
ま、まあまあ!足らないならまた作ればいいだけなの!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
君らどんだけ食べるんだよ…
『ピーンポーンパーンポーン』
凛太郎が些細なことで言い合っている弦音と凌馬に呆れていると、突然放送が流れた。
モノロウ
待ちきれないから、そろそろ裁判しない?
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
早いわ。そんなノリで裁判するなよ。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
ってか証拠も揃ってないんだが!?
モノロウ
そんなにカッカしないの、伊坂さん!はい、裁判しまーす!
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
どうして私だけ名指しなんだよ。
モノロウ
てことで、裁判するからみんなは庭に集合!遅れたらオシオキだからねー!
それだけ伝えると、放送は切れてしまった。
凛太郎はラウンジにいる全員と目を合わせる。
宝津 弦音
宝津 弦音
……
宝津 弦音
宝津 弦音
今のうちにチャーハンかき込んどいた方がいいですよね?
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
このポンコツが!!行くぞ!
宝津 弦音
宝津 弦音
…あ、ちょっと…!服引っ張らないでください…!
宝津 那乃
宝津 那乃
つるねぇには本当に呆れるの……
宝津 弦音
宝津 弦音
妹にこんな顔されたくなかった…!
凛太郎は、弦音の服を強引に引っ張りながらラウンジを後にした。
AM 6:15
凛太郎たちが庭へ着いた頃には既に全員揃っていた。
そして、揃っていた全員が真っ先に引っ張られている弦音の方を見た。
宝津 弦音
宝津 弦音
そ、そんな顔しないでくださいよ皆さん…!
西野 悟
西野 悟
…。
宝津 弦音
宝津 弦音
ああ…!西野さんに睨まれました!睨みましたよね!?今!
成傘 庵
成傘 庵
…その様子ですと、捜査もロクにしてなさそうですね。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
こいつら4人組がしてないだけで私と平坂は真面目にしてたからな!?
成傘 庵
成傘 庵
まあいいでしょう。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
まあいざと言う時は頼りにしてるからな、検察官!
成傘 庵
成傘 庵
検察官に恥じぬ働きを致しましょう。
軽く談笑していると、庭の地面が突然大きく揺れた。
阻嶺 書
阻嶺 書
な、なんか地面から建物みたいなのが出てきましたよ!?
庭の中央の柵に囲まれた場所。そこから石畳の四角いものが出現した。
それはエレベーターのようになっている。その物体は完全に出てきたところで静止している。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
……乗れってことか。
意図を理解した凛太郎たちはあまり会話を交わさないままエレベーターに乗り込んだ。
平坂 レイサ
平坂 レイサ
おい、凛太郎。
動き出したエレベーターの中、凛太郎の隣にいたレイサが静かに話しかけた。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
…どうした。
平坂 レイサ
平坂 レイサ
この裁判に限った話ではないが……
平坂 レイサ
平坂 レイサ
どんなことがあろうと、迷うんじゃないぞ。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
……は?どういう意味だ?
平坂 レイサ
平坂 レイサ
……さあな。
平坂 レイサ
平坂 レイサ
まあ、俺はお前さんを信じてるよ。
その時、エレベーターは多少揺れてから静止した。
星川 雷人
星川 雷人
…いっってぇ!!
星川 天音
星川 天音
だから手すりに座るのはやめなよって言ったじゃん……尻もちついちゃって……
やがてエレベーターの扉が開く。
各々が着いた先に進み出す。
平坂 レイサ
平坂 レイサ
着いたみたいだ。行くぞ、凛太郎。
伊坂 凛太郎
伊坂 凛太郎
…ああ。
AM 6:20
モノロウ
ようこそ!裁判所へ!!ボクちゃんは歓迎するよ!!
モノロウ
それじゃあそれぞれ名前が書いてある場所についてねー!!
凛太郎は名前の書いてある場所につく。
凛太郎が辺りを見渡すと、既に全員も場所に着いていたようだ。
凛太郎たちの中に必ずクロがいる━━━━━━━━━
凛太郎たちはクロを特定することが出来るのだろうか。

アンケート

クロ、だーれだ?
伊坂 凛太郎
0%
暁山 湊
48%
雨宮 夏希
5%
出雲 堆
5%
陰山 凌馬
5%
この中にはいない
38%
投票数: 21票

アンケート

同上
宝津 弦音
8%
宝津 那乃
0%
成傘 庵
8%
西野 悟
15%
阻嶺 書
0%
この中にはいない
69%
投票数: 13票

アンケート

同上
平坂 レイサ
25%
星川 天音
0%
星川 雷人
8%
真壁 夕
8%
巳城 祈
0%
この中にはいない
58%
投票数: 12票
水雲さんと宮咲さんは入り切らなかったのですみませんそう思う方は💬で……
2章からは入り切ると思うんですけど……(不謹慎)
追伸 別話の表現等に修正を加えさせて頂きました。

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