第13話

Chapter.12
5,163
2024/10/27 13:12 更新
夢を見た
今はもういない母の夢
可愛がられている幼い頃の自分と綺麗な母
ボロボロになる前の家族写真
アメリカにあった別邸
穴だらけになる前の家
あの頃はよかったなぁと感傷する。






あの日の気温も湿度もいまだに覚えてる。
家にはご飯を作って待っている母が、玄関を開けた瞬間大きな声でおかえりと言ってくれる母が、抱きつけば強い力でギューっとしてくれる母が待つ家。
早くあの暖かい家に帰りたいと思っていた。
そんな妄想から現実に引き戻され、家の前には物騒な赤と青のランプが輝いていた。
近くに車を停めると警察に止められながらも家の中に無理やり入ろうとする父
警察は見ないほうがいいと叫んでいる。
まだ小さかった私はその言葉を理解しきれずに多くの警察が父に気を向けている隙に家の中に入った。
母は見渡す限り見つからなくて、それでも家の中を探すとキッチンにブルーシートがはってあった。
そこにいるとすぐに分かった

ブルーシートをめくると目の無い母がこちらを見ている。
「ナんで置いテ行ったノ¿
「私ノ大切な日ニ
「こンなコとニナったのハ












オ、お前のセいダ


















































 あなたの名前のカタカナ……!

あなたの名前のカタカナ…!

アルフォート ウェスカー
あなたの名前のカタカナ!!
ハッとした。
アルフォート あなたの名前のカタカナ
え…なに、
アルフォート ウェスカー
大丈夫か?熱は?どこか悪いところがあるか?
私の肩を持って焦ったようにそう聞いてくる。
アルフォート あなたの名前のカタカナ
ない…けど…
そう言うと悲しそうな目で私を見た。
アルフォート ウェスカー
またやってたぞ
アルフォート あなたの名前のカタカナ
ほんと…?
アルフォート ウェスカー
あぁ、傷はないか?
アルフォート あなたの名前のカタカナ
痛いとこはどこにもないよ。
アルフォート あなたの名前のカタカナ
ごめん。
アルフォート ウェスカー
いや、謝ることじゃない。
この夢を見ると、毎回こうなってしまう。
自分の周りには様々な拳銃とナイフ。
まただ。
アルフォート あなたの名前のカタカナ
ウェスも怪我してない?
アルフォート ウェスカー
してない…けど…
アルフォート あなたの名前のカタカナ
よかった…
そう言うと私は気絶したようにウェスにもたれかかって意識を暗闇へと落とした。

















アルフォート ウェスカー
てことがあったんですよ
あなたの名前のカタカナが落ち着いた後、外出すると言って出てきた。
ヴァンダーマー
……またか
あなたの名前のカタカナと昔から関係を持っているヴァンさんなら何かわかるかもしれないと思って尋ねてきた。
アルフォート ウェスカー
何か知りません?私には最低限のことしか教えてくれないんです。
ヴァンダーマー
…あれはいつだったか
意味深的な言い方をして少し考えこむ。
アルフォート ウェスカー
何か知ってるんです?
ヴァンダーマー
シモンから少しは聞いていたんだ。
ヴァンダーマー
これから話す出来事はあなたの名前のカタカナにとって衝撃的なことだった。
ヴァンダーマー
あなたの名前のカタカナにはあまり言わないほうがいい。
ヴァンダーマー
あの子はあれでも限界なんだ。
固唾を飲み込んで話の続きをまった。
ヴァンダーマー
いいか?わしもよくは覚えてない。
ヴァンダーマー
だから、抜けているところもある。
そこは理解してほしい。
アルフォート ウェスカー
わかりました。
神妙な様子で俺の目を見てきた。
ヴァンダーマー
何歳かは知らない。
ただ幼少期の出来事だった、と言うのは知っている。
ヴァンダーマー
シモンの仕事柄、海外を飛び回っているのは知っているだろう?
アルフォート ウェスカー
はい
親父さんは世界中の裏社会と手を組んでいる。
そのためにいろんな国々を飛び回って取引や会談を行っているのも知っていた。
ヴァンダーマー
事件が起こったのは、シモンがアメリカで仕事をしていた時だ。
ヴァンダーマー
ある日、あなたの名前のカタカナとシモンは買い物に出かけていた。
語り口調で昔話を聞いている気分だ。
ヴァンダーマー
そして、その帰り道あなたの名前のカタカナが大きなおもちゃ屋さんを見つけたんだ。
ヴァンダーマー
アメリカに来て、友達もいない、話せる人もいない。
ヴァンダーマー
孤独だったあの子の穴を一時的にでも埋めることができるかもしれないと、そう考えたんだろう。
ヴァンダーマー
それでシモンはあなたの名前のカタカナの要望通り、そのおもちゃ屋に寄ったんだ。
そこで話を一区切りさせたかと思うと、タバコを吸い始めた。
ヴァンダーマー
すこし、整理したくてね。
アルフォート ウェスカー
………
緊張で口の中がカラカラだ。
自分も少しでも緊張を解こうとして喉を潤すまえにタバコに火をつけた。
餡ブレラ専用タバコの赤い煙とMOZUの黒煙が混ざりながら空へ登って行く。
ヴァンダーマー
話の続きをしよう。
ヴァンダーマー
そのおもちゃ屋に寄ったあなたの名前のカタカナ。そこが大層楽しかったのか1時間以上もその場所に止まっていた、
ヴァンダーマー
そして、あなたの名前のカタカナの欲しがったぬいぐるみ一つを買い、家に帰る。
ヴァンダーマー
事件はその時に起こった。
ヴァンダーマー
家に帰ると家の前に沢山の警察車両がとまっていた。
ヴァンダーマー
母親がギャングにより殺されていた。
ヴァンダーマー
恐らく、シモンの組織に反抗した奴らがなるべく足のつかない下っ端ギャングを雇ったんだろう。
ヴァンダーマー
母親は酷いことに散弾銃で撃たれ原型をほぼ留めておらず、無惨な姿だったらしい。
ヴァンダーマー
そして、その日は母親の誕生日だった。
ヴァンダーマー
あなたの名前のカタカナは夢で毎度母親に私の大切な日をぶち壊しやがって、と言われるようになり、
ヴァンダーマー
それが悪夢としてあなたの名前のカタカナの体を蝕んでいる。
ヴァンダーマー
と、まぁこんなことだな。
話が終わった後はただ、耐えることしかできなかった、
あなたの名前のカタカナにこんな過去があったなんて、とは思わずにはいられなかった。
アルフォート ウェスカー
貴重なお話ありがとうございました。
ここでは一人のボスとしてではなく、あなたの名前のカタカナの夫として、それを知らなければならなかったと思った。
ヴァンダーマー
ウェスカーさん
アルフォート ウェスカー
はい
ヴァンダーマー
あの子は私達にとって宝物なんです。
ヴァンダーマー
その宝物に傷が付かないようにしてください。
アルフォート ウェスカー
わかりました。
いつもはあまり感じていなかった圧を感じた。
それは威圧ではなく、本当にあなたの名前のカタカナを思っている心配からくるものだろうと思った。
ヴァンダーマー
……まだ自傷行為は止まらないんですか?
アルフォート ウェスカー
…はい…
ヴァンダーマー
あの子の場合はほぼ自殺になってしまう。
ヴァンダーマー
良いのか悪いのか、あの子はシモンを父親に持つから死に方なんてたくさん知っているしなぁ
アルフォート ウェスカー
ですね
ヴァンダーマー
ウェスカーさんはそこらへん注意してるんだろ?
アルフォート ウェスカー
そりゃあもちろん。手の届かない場所、あなたの名前のカタカナの知らない場所に置いているつもりなんです、
アルフォート ウェスカー
でも…
ヴァンダーマー
でも?
アルフォート ウェスカー
毎回のようにどこからか刃物と銃を取り出してくる。
一体どこから持ってくるのやら。
どこを探してもそれらしいものは見つからなかったし、俺の知っている場所は全て探しているはずなのに、毎回どこからか持ってくる。
ヴァンダーマー
今度部屋を探してみよう、あなたの名前のカタカナのいない間に
アルフォート ウェスカー
手伝ってくれるんですよね?
ヴァンダーマー
当たり前だ。
ヴァンダーマー
娘のように思っている子供が自殺する場面は誰しも見たくはないだろう?
そう言った時の顔はその場面を想像してなのか強張っていた。







































デデドン
交☆換☆宣☆伝☆


今回はいかチャンさんです!

もうね、ヴァンさんとの距離感がいい。
ヴァン呼びもタメ口なのもいいね。これ、癖です。

なんか堕夜が怪しんでる感じのもいいです。凄く、本当に。
(個人の見解としてはたぶん堕夜は主人公がボスに急に近づいているのが気に食わないやつですね、はい。)
皆さん!見るなら今です!
今見なくて三十話とか更新されたら見るのめんどくさくなるでしょ!いつ読むの!?いまでしょ!!

と、言うことで!
ちゃんと読んでね!?読んだらお礼としてハート押すんだよ?

あ、交換宣伝したい方!どしどしコメントしてください!

それじゃ!
ばいばいー

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