第9話
カウントダウン300章節

紡音
羽衣どこいった()おこだかんな~?……最後に歌おうか。誰も居ないけどね。聴いてください。「月夜花空(つくよはなぞら)メモリー」

雪海yumi
スミマセン!重要なとこだけかきます!

紡音
『雪の時雨は涙のよう』
あと103章節
『月夜に溺れるあすの夜空
君はどこで笑うの?
その笑顔求めて旅立とう
たとえきみだけは
明日におごる星々の矢
それはとても切なく
きみの横顔を探しにいこう?
仮面を取ってさ』
あと30章節……

紡音
『月夜は踊る妖艶に
まるで花畑のよう
明日こそはと君を待つ
さよなら さよなら
また幾つかの輪廻で
───さようなら───』
あと10…
9…8…7…6…

紡音
…おかえり。
3…2…いち…

まふまふ
みーつけたっ

紡音
…まふ、くん。

まふまふ
ことね、みーつけたっ。

紡音
…真冬

まふまふ
なぁに?

紡音
…離して…くれる?

まふまふ
離したら、またいなくなる?
また、ボクはひとりぼっち?

紡音
もう、辛いの…!切られて刺されて蹴られて殴られ…まふゆ…もう、ことね…つかれたよ…

まふまふ
うん…ことね…がんばったね…よしよし。
もう、泣いていいよ…?

紡音
…まふ、ゆぅ…うわぁぁん…

まふまふ
…大丈夫…ずっといるよ?…だから抱え込まないで…
それは…雪の魔法。
冷たいイメージなのにあったかくて、
どんな傷でも治してしまう。
それは…奇跡の魔法

そらる
紡音!

天月
つぐは~!

まふまふ
…大丈夫でしたよ。間一髪でしたけどね…安心しきってる寝顔。
ねぇ、紡音について聞いてほしいことがあるの。

紡音
……すぅ、すぅ……
─────事情説明中─────

うらた
まじ、か……

天月
ごめん……約束守れなくて。

そらる
この新人歌い手、透き通った声で気にはなってたんだ……けど、そう……ごめんな…

さかた
なんか、不憫なことしたね。俺達

歌詞太郎
少し、学校とかけあう?Sクラスに来られるように。

まふまふ
……ぃ。お願い、します。紡音…1ヶ月も無茶してたのに……これ以上痛めつけられたら壊れちゃう。

そらる
まあ、素質あるしな。羽衣もってて、羽もあって、歌こんなにうまかったら来れるだろ。

うらた
あ、そうそう。まーしぃとらまん、こっち転入してくるってさ。

さかた
「可愛い羽衣ちゃんまもったる」とか言ってた。

天月
るすくんもそのうちね~ってさ。

紡音
…んぅ…

まふまふ
…こと、起きてる?

紡音
今起きた…真冬おはよ…

まふまふ
紡音…あのね?

紡音
うぅ~?

うらた
((かっわいi…))
ったいわ!おいさかたぁ!

さかた
…()

まふまふ
あのね紡音、Sクラスに来るきなぁい?僕らがいるクラスなんだけど。

紡音
真冬がいるならこともいくのぉ~…

まふまふ
はいはい。じゃぁ話進めとくね?

紡音
うゅ~おやすみぃ。

まふまふ
かしくん。

歌詞太郎
おっけ~。任しといて。

紡音
まふゆ…

まふまふ
ん、ここにいるよ。(なでなで)
───────────────────────────────

雪海yumi
作者でぇ~す。テスト勉強進まなくて泣きそう。さて、序章完結!第一章へ移ります!お楽しみにぃ~
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雪海yumi
気ままな新人です。よろしくです(`・ω・´)
なんと!抹茶の恋人になったよ~!やったぁ!↓まっちゃURL↓
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