第4話

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2026/01/09 06:37 更新




  お菓子の棚を覗くと
  箱の中は綺麗に空だった





(なまえ)
あなた
 ジョンウォン
 補充しておいてくれる? 
jw
jw
 承知しました 




  小さなため息をついて
  デスクに座ると




jw
jw
 お茶をお入れしましょうか? 



  と声をかけてくれた




(なまえ)
あなた
 うん、お願い 





  文字に集中し始めたその時
  軽くノックの音がした





(なまえ)
あなた
 どうぞ 
jy
jy
 失礼します 





  現れたのは、私と同じように
  眉間に皺を寄せたジェイさんだった

  スーツの襟元まで完璧で
  いつもと変わらないリムレスメガネ





  彼は無言のまま書類の束をデスクに置き、
  一枚の資料を指で押さえる






jy
jy
 この仁川店の責任者に
 横領の疑いがあります 
jy
jy
 今までも何度か疑いが 
 持たれたところです 
(なまえ)
あなた
 もう限界ですね
 監査役を派遣させましょう 





  ジェイさんは頷く






jy
jy
 できるだけ証拠を集めておきます 





  それだけ言って彼は踵を返した




  

  その時、湯気の立つポットを持って
  戻ってきたジョンウォンが口をひらく






jw
jw
 ジェイさんも召し上がりませんか? 





  ジェイさんは足を止め
  ジョンウォンを見る

  一瞬眉間のシワがなくなったけれど






jy
jy
 いや、遠慮しておくよ 
 ありがとう





  優しい声で言った






  そして静かにドアが閉まる

  窓のそばに立って
  いくつも並ぶビルを見下ろす

  仕事が楽しくないことはないけれど
  やっぱりどこか、息苦しい







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