第57話

小松田
801
2026/06/22 23:46 更新
コンコン(戸を叩く音)



あなた
あなたの名字あなたです。
事務仕事に参りました。





中に気配を感じる。おそらく事務委員さんだろう。












「どうぞ、入ってください。」





中から返事が帰ってくる。

私はそれに応じ、戸を静かに開けた。








あなた
お初にお目にかかります。
今日から事務仕事に参加することになりました。あなたの名字あなたの下の名前です。

姿勢を正し、軽く頭を下げる。





第一印象は大事だと、胡蝶さんから教わったからな












吉野先生
丁寧にありがとうございます。学園長先生から話は聞いてますよ。

吉野先生
私は吉野作造。道具管理主任 兼 用具委員会顧問を務めています。


ほう、この方は吉野先生というのか。


見た感じ、この人が事務仕事を仕切っているのだろう。


あなた
よろしくお願いします。吉野先生

吉野先生
それでは、これから事務作業のことを教えます
吉野先生
と、言いたいところなのですが







吉野先生が言葉を止める。

きっと何かあるのだろう。




吉野先生
私はこれから用事があります。なので
吉野先生
裏門の掃除をしている、小松田くんに色々教わってください。

あなた
小松田…くん…?


なんだろう、聞いた事のある名前だ…



確か、初めてここに来た時…





あなた
あ、入門表を持っていた彼ですね


吉野先生
そうですそうです。
吉野先生
彼はへっぽこではありますが、ここに務めてかなりたつので信頼してもらって大丈夫ですよ

あなた
そうですか、ありがとうございます。




あなた
それでは、早速小松田さんの所へ行きます。


私は、そう言って頭を下げると


その場をあとにした。
















あなた
小松田…確か、寝間着姿で入門表を求めてきたやつ…
あなた
(信じて大丈夫なのか…?)


少しばかりの疑問をかかえながら、裏門への歩くと




紺色の忍び装束を来た人がほうきで落ち葉をはいていた。










あなた
あのすみません。
小松田秀作さんですか?




少し離れた場所から声をかける。




すると、声に気がついた男がこちらに振り返る。










小松田秀作
はい、僕が小松田秀作ですが?



顔を見ると、改めて思い出す。








やっぱりあの日の夜入門表を持っていたやつだ。








小松田秀作
確かあなたは…えっと…

あなた
短期剣術師範のあなたの名字あなたです
あなた
今日から事務作業にも加わることになりました


小松田秀作
そういえば、吉野先生がそんなこと言ってた気が…

あなた
それで、小松田さんに事務作業を教わるように言われまして

小松田秀作
そうだったんですね!わかりました!着いてきてください!


そういうと、彼はほうきを置いて私の前を歩き出した。

私もそれに続いて歩き出す。









なにかふわふわしている人ようだが大丈夫だろうか…

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