第38話

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2024/05/06 10:00 更新
私は今、研磨と電車に乗っている。









































結構混んでいて、人に押しつぶされそうだ。


































目の前に研磨がいて、研磨と正面からハグしている様になっている。











































「苦しい」とか思っていると、誰かに触られたような気がした。








































あなた
(誰…?研磨じゃないし…)







































後ろをチラリとみると、50代くらいの太ったおじさんがいた。



































あなた
(いや…)
あなた
(混んでるけど、絶対わざと触ってるでしょ!!)







































あなた
けんま…
研磨





































気持ち悪くて思わず研磨の名前を呼ぶと、研磨は移動して、私とおじさんの間に立ってくれた。









































研磨
キモ


































研磨が呟くと、おじさんは気まずくなったのか人を押しのけるようにして少し離れていった。








































研磨
大丈夫?
あなた
うん…
研磨
あいつ次会ったらシバいてやる
あなた
あの人、警察案件だね…
研磨
電車は今度から貸し切りにするかな…
あなた
そこまで…











































まあ、なんにしろ気持ち悪いのがいなくなってよかった。






































だけど背が小さい私は、苦しすぎて死にそうだ。







































いや、本当に酸欠で死にそう。






































研磨
あなたの下の名前、顔色悪くない?
あなた
さ、酸欠で…
研磨
え、どうしよう…





































しばらくすると、研磨が私をだっこ?みたいにしてくれて、私は研磨と同じくらいの目線になった。











































あなた
あ、ありがと…
あなた
(恥ずかしいけど、命には変えられない…)









































10分ほどして、目的地に着いた。













































あなた
はー…
あなた
今度は人がいない時間帯を狙って乗ろう…
研磨
貸し切りにするならいつでも言ってね
研磨
まあ、あなたの下の名前もできると思うけど
あなた
まじで貸し切りにしようかな…

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