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第18話

鈍感🦊🧸×🐿
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2025/03/10 03:00 更新
※ヨンボムではありません(汗)
※ボムギュとヨンジュンは同い年です
テヒョンは今日もいつも通りだった。

静かで、真面目で、だけどどこか人を惹きつける魅力を持っていて……そして、とんでもなく鈍感だった。

だからボムギュがどれだけ彼に向ける視線が甘くても、ヨンジュンがどれだけ彼にアプローチしても、まるで気づいていなかった。
それがボムギュとヨンジュンのバチバチの火種になるなんて、テヒョン自身は夢にも思っていなかった。
昼休み、いつものようにテヒョナの隣に座る。
BG
BG
テヒョナ、今日授業長すぎじゃない?俺途中寝そうになった
TH
TH
…寝てたじゃないですか
BG
BG
え、バレてた?
TH
TH
バレバレです。先生に呼ばれてましたよ
そんな他愛もない会話をしていると、ヨンジュンが反対側に座り込んできた。
YJ
YJ
テヒョナ、今日暇?
TH
TH
あ…今日は特に予定無いですけど、
YJ
YJ
じゃあ、俺とカフェ行こうぜ。前に気になるって言ってた店、新作出してたんだよ
TH
TH
え、本当ですか?
テヒョナの表情がぱっと明るくなる。
その顔を見た瞬間、胸がちくりと痛んだ。
BG
BG
え〜、ダメダメ。今日はテヒョナと一緒にゲームする約束してるから
YJ
YJ
そんなの聞いてないけど?
BG
BG
俺の中では決定事項
にっこり笑ってヨンジュンを見やると、あいつはジト目で俺を睨んできた。
ヨンジュンは気づいてる。俺がテヒョナを好きだってことに。
TH
TH
えっと…じゃあ3人で行きますか??
テヒョナが無邪気に言った瞬間、俺とヨンジュンの表情が一瞬固まった。
BG
BG
(え、そこはどっちかを選ぶとこじゃないの……?)
YJ
YJ
(こいつ、本当に気づいてないんだな)
俺とヨンジュンは無言で目配せし合う。
YJ
YJ
じゃあ、ここはテヒョナに決めてもらおう
BG
BG
いいね。その方が公平だし
二人でじっとテヒョナを見つめると、彼は少し困った顔をしながら、
TH
TH
え、えっと……じゃあ、今日はカフェに行って、明日はゲーム……?
…可愛すぎる。
俺もヨンジュンも、思わず口元を緩めてしまった。
BG
BG
……まあ、妥協点ってことでいいか
YJ
YJ
テヒョナとならどこでもいいしな
だけど俺は負ける気なんてない。
ーーーーー

そして放課後。三人でカフェに来たものの、ヨンジュンの隣に座るテヒョナが気になって仕方がなかった。
BG
BG
テヒョナ、俺のドリンクの方が美味しいと思うよ?
TH
TH
じゃあ、1口飲んでみます?
俺がすかさずカップを差し出すと、テヒョナはあっさりと受け取る。
BG
BG
え、いいの…?
そんな無防備な顔で俺のカップを持つなんて。
YJ
YJ
ちょっと待て
ヨンジュンが腕を組んで口を開いた。なんだよいい所なのに
YJ
YJ
ボムギュ、お前今何しようとしてた?
BG
BG
え、普通に交換しようと…
YJ
YJ
それ、間接キスだよな?
TH
TH
……あ
テヒョナの手がピタッと止まる。え、今更気づいたのか。流石鈍感。
BG
BG
か、間接キスくらい良くない?
YJ
YJ
良くねぇよ。お前、俺の目の前で何しようとしてんの?
BG
BG
別にテヒョナが気にしないなら良くない?
二人の視線がバチバチと火花を散らす中、テヒョナはきょとんとした顔で首を傾げた。
TH
TH
ダメなんですか?
YJ
YJ
ダメに決まってんだろ!
TH
TH
え、なんでそんなに怒るんですか…
そこが問題なんだよな、テヒョナ。
BG
BG
俺とてヒョナなら問題ないでしょ!
YJ
YJ
いやいや、俺の方が先に間接キスする権利があるだろ
BG
BG
は?何その謎の権利
YJ
YJ
お前より俺の方がカンテと長い付き合いなんだけど?
BG
BG
いやいや、テヒョナと1番仲良いの俺だから
二人で言い合いをしていると、テヒョナがふっと小さく溜め息をついて、カップをそっと置いた。
TH
TH
…やっぱり辞めますね
YJ
YJ
えっ
BG
BG
えっ
TH
TH
もういいです。普通に飲みます
そう言ってテヒョナは自分のカップを手に取り、一口飲んだ。ちょっと待て、それで終わり!?
俺もヨンジュンも、一瞬言葉を失う。そして、またしても視線を交わす。
BG
BG
(こいつどうやったら俺だけを見てくれる…?)
俺はカンテヒョンがどれだけ鈍感でも、諦めるつもりはない。むしろ、この恋は負けられない。
BG
BG
ねえ、テヒョナ
TH
TH
はい?
BG
BG
俺と付き合って
TH
TH
………え?
隣でヨンジュンが「は?」と驚いた声を出す。
でも、もう待てない。俺はカンテヒョンを、この手に落とす。

絶対に。

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