行く先も決めずに街を歩き回っているあなたの下の名前(カタカナ推奨) 。
今は深夜 、営業している店も無いから仕方無くだ 。
ま 、十中八九彼奴だろうけど 。
ラッダァ 、其れはあなたの下の名前(カタカナ推奨)の部下だった人 。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)が総統だった頃は総統護衛兼幹部として働いてくれていた 。
あなたの下の名前(カタカナ推奨)は癖でラッダァの頭を撫でた 。
久し振りに撫でられたラッダァは心做しか嬉しそうな顔をしている 。
ラッダァは終始 、淋しそうな顔をしている 。
最愛の人が見つかったにも拘らず 、帰って来てくれないからだろう 。
悪戯っぽく笑ったあなたの下の名前(カタカナ推奨)は 苦しそうで 、無理をしている様にも感じた 。
凄く疲れているのか 、不健康そうな顔をしている 。
酷く窶れて顔色も悪い 。
其れに気付いているラッダァは 、敢えて口を出さない事にした 。
ラッダァなりの気遣いなのだろうか 。
最後に一つの笑みを残してラッダァから遠ざかる 。
ラッダァとあなたの下の名前(カタカナ推奨)の考えは全く一致していない事が伺えた 。
其の時 、二つのサファイアは揺れている 。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。