第4話

No.2【 二つのサファイア 】
78
2026/01/07 11:00 更新
あなた
… 成長したなぁ 。

行く先も決めずに街を歩き回っているあなたの下の名前(カタカナ推奨) 。

今は深夜 、営業している店も無いから仕方無くだ 。
あなた
( 夜が明けたら適当に家でも探すか 。)

あなた
… で 、ずっと私に付き纏ってるのは誰かな 。
_
!?!?

ま 、十中八九彼奴だろうけど 。
_
な 、何でバレた … ?
あなた
相手が私なのが悪かったね 、" ラッダァ " 。

rd
… あなたの下の名前(カタカナ推奨) 、ずっと何処行ってたの ?

ラッダァ 、其れはあなたの下の名前(カタカナ推奨)の部下だった人 。

あなたの下の名前(カタカナ推奨)が総統だった頃は総統護衛兼幹部として働いてくれていた 。
あなた
うーん 、其れは言えないなぁ 。
あなた
其れよりも世間話をしようよ 笑
rd
良いけど … 。
あなた
そうだなぁ 、今の運営国は如何なってるの ?
rd
あなたの下の名前(カタカナ推奨)が居なくなってから雰囲気が全体的に暗くなった 。
rd
今は俺が総統してる 。
あなた
頑張ってるじゃん 。

あなたの下の名前(カタカナ推奨)は癖でラッダァの頭を撫でた 。

久し振りに撫でられたラッダァは心做しか嬉しそうな顔をしている 。
rd
戻って来て 。
あなた
… 其れは無理な願いだよ 。
rd
何で ?

あなた
… 私が運営国に居る必要が無いから 、かな 。
rd
な 、何言ってるの ?
あなた
… 笑
あなた
今は秘密 、笑

ラッダァは終始 、淋しそうな顔をしている 。

最愛の人が見つかったにも拘らず 、帰って来てくれないからだろう 。

悪戯っぽく笑ったあなたの下の名前(カタカナ推奨)は 苦しそうで 、無理をしている様にも感じた 。

凄く疲れているのか 、不健康そうな顔をしている 。

酷く窶れて顔色も悪い 。

其れに気付いているラッダァは 、敢えて口を出さない事にした 。

ラッダァなりの気遣いなのだろうか 。
あなた
そろそろ 私はもう行くよ 。
rd
… 何処行くの ?
あなた
んー 、運営国の中には居るけど 。
あなた
正直何も考えてないや 。
rd
あなたの下の名前(カタカナ推奨)らしいね 笑
あなた
そう ?
rd
うん 、何も変わって無い 笑

あなた
…じゃ、バイバイ。
rd
またね !
あなた
… 。

最後に一つの笑みを残してラッダァから遠ざかる 。

ラッダァとあなたの下の名前(カタカナ推奨)の考えは全く一致していない事が伺えた 。

其の時 、二つのサファイアは揺れている 。

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