第45話

42話
689
2023/08/28 09:11 更新
           翌日




五条悟
七海
七海建人
…なんですか
五条悟
こんな時に言うのもあれだと思うんだけどさ、遺品整理をしてたらあなたの部屋の机の引き出しから手紙が出てきた
七海建人
…!
五条悟
多分七海への手紙だと思う
五条悟
読んでみて
七海建人
……
高専関係者の皆さんへ




と言いたいところなんだけどさ、これ七海建人宛だから七海建人じゃない人はここまで読んだら元あった場所に戻しておいて欲しいな。


さて、七海建人。
多分この手紙が貴方の手に渡ってるってことは多分私はもうこの世界には居ないんでしょうね。

正直私はこんな遺書みたいなものを書くことはないと思ってた。

まぁこんな仕事柄だから遺書を書く人は呪術師の中にも少なくはないとは思うけどね。

あ、前置きが長くなっちゃった。
本題に入りましょう。

あなたは最初に告白してきた日から毎日毎日私に告白してきたわよね(笑)。
飽きもせず、毎日毎日ずーっと。

あの日から2週間くらい経った頃かな。
いつの間にかそんな必死なあなたに少しずつ惹かれていってた。
あなたに勘づかれないようにするのが大変だったわ(笑)

さっきも言った通り、私は遺書を書くってことは無い。
じゃあなんで今書いてるのかって言うとね



私、ハロウィンの次に生きている未来が見えないの



現在 2018年 10月28日
ハロウィンの3日前、今ごろ与幸吉から説明を受けてる頃かしら?
まぁ呪術師をやっている限り次の日の未来すら保証はされないから「それがなんだ」ってなると思うんだけどさ。

感じないのよ。未来を。
もしあなたがこの手紙を読んでいる日が2018年11月なのだとしたら、私の勘が当たっていたと言える。

だから、こんな形であなたに伝えることになった。
ごめんなさいね。

勝手にあなたに想いを寄せて、勝手に認めずに、
勝手に死んで、勝手にこんなふうに手紙に残して
私って自分で思っていたよりも自分勝手だったみたい。
ごめんなさい、こんな私を許して欲しい。

私ね、あなたの彼氏の名前を亡くしてずっと心が沈んでいたの。
でもあなたが私に根気強く告白してくれたおかげで私は救われたわ。光が見えたの。本当にありがとう。

大好きよ、七海建人。







東京都立呪術高等専門学校 1年 花塚あなた




追記

あ、そうそう!
工藤新一に伝えておいてくれない?
結婚式に行けなくてごめんねって。


あと高専生皆に
「ありがとうって1億万回言っても言い足りない」
とも言っといてくれない?

あと五条悟に、伊地知潔高をあまりこき使うな!たまには休ませろ!って

…って、あらら。追記が長くなっちゃった……
追記って基本短いのにね。
とりあえず、私の言いたいことは書けたかな?


あなた達はあんまり早くこっちに来ちゃダメだよ?

またね。
七海建人
…あなたは本当に、どこまでも自由な……
七海建人
分かりましたよ、伝えればいいんでしょ伝えれば
七海建人
あと、1億万回なんていう単位はありませんからね






































































あなた
へっくしゅん!
あなた
風邪かなぁ…
あなた
死んでるのにそれはないか
あなた
ていうかここは…
???
よっ
あなた
…!
あなた
…ったく……
あなた
久しぶりね
あなた
あなたの彼氏の名前
あなたの彼氏の名前
ひっさしぶり〜
あなた
かっる
♡と☆お願いします



これもう、変化球でも七海オチでもあるからこれを書いたら完結しようと思います




一石二鳥ってこういうことを言うのかな(多分違う)

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