第16話

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2024/05/29 09:22
あなた
だから授業あるって
ランス・クラウン
ランス・クラウン
知らん
あなた
知れ



























あなた
...(絶望)
ランス・クラウン
ランス・クラウン
遊園地は嫌いか?
あなた
後で怒られんだよお前のせいで
ランス・クラウン
ランス・クラウン
知らん
あなた
だから知れって













あなた
あれ乗りたい!
ランス・クラウン
ランス・クラウン
あぁ分かった

















あなた
あそこお化け屋敷いきたい!
ランス・クラウン
ランス・クラウン
...分かった
あなた
なんかちょっと嫌そうだね
あなた
怖いの?
ランス・クラウン
ランス・クラウン
偽物だから怖くない
あなた
いやちょっとビビってたじゃねえか
ランス・クラウン
ランス・クラウン
知らん
あなた
知れっつってんだろ!

















あなた
次はあれだ!
ランス・クラウン
ランス・クラウン
楽しそうだな
あなた
え?あっ...
ランス・クラウン
ランス・クラウン
最初は怒られるとかなんとか言ってたのにな
あなた
知らん
ランス・クラウン
ランス・クラウン
やり返された((




















あなた
楽しかったねー!
ランス・クラウン
ランス・クラウン
あぁ


楽しい時間は一瞬で過ぎていった
遊園地なんて初めてだったので体力が限界を迎えている
私が生きてきた中で1番楽しかったかもしれない
いや 流石に大袈裟か


でもそのくらい楽しかった
遊園地だけの理由ではない きっとランスと一緒だったから
私はランスのことがほんの少しだけ好きなんだと思う
本当にほんの少しだけ



今日 少しだけ私の気持ちをランスに伝えてみようと思う
本当にほんの少しだけの気持ちを...









あなた
ねぇランス



あなた
あのね



あなた
私ランスのことがね、





ランス・クラウン
ランス・クラウン
待て



彼は杖をとりだし魔法を唱え綺麗な花束を出した
オレンジ色のカーネーションや白のカーネーションやら
色々な花がある





















ランスは片方の膝を地面に付けて花束を両手で持ち受け取ってくれと言わんばかりに私の方へ向ける
 



























少し顔を赤くして口を開いた






































ランス・クラウン
ランス・クラウン
好きだ付き合ってほしい




















私はランスから花束を受け取り
返事を言うために口を開いた










































あなた
!もちろ___________

























































バタン


































その瞬間 視界がぐるりと回った
私はランスを“見上げる“





















なにが起こったか分かっていないようで固まっている




















数秒後 やっとランスは動き出した
それと同時に私も瞼を閉じた

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