松村side
たいさんはあのあとすぐに病院に搬送されたけど、
助からなかったらしい。
「なんで,,,たいさんなんだよ,,,」
「俺の大切な恩人なのに,,,」
「北斗くん,,,大丈夫,,,」
「いや,,,全然,,,」
「だよね,,,」
その時俺の携帯から着信音がなった。
「ん,,,はい」
?「あっ、もしもし?
松村北斗さんであっていますか?」
「えっ,,,はい,,,」
「すいませんこんな突然に
本庁の森本慎太郎ともうします。」
「えっ、本庁?」
「あの~,,,こんな中悪いのですが,,,
ちょっと捜査に協力していただけませんか?」
「ええ,,,それはいいですけれど,,,
なんで,,,」
「捜査に協力していただきたいのと、
ちょっと京本さんのご自宅についてきてもらいたくて」
「あっ、はい。
わかりました。」
ピッ
「誰?」
「本庁の人だった
調査に協力してほしいってだから
ちょっと急いでいってくる。」
「そっか。
いってらっしゃい。」
ガチャ,,,バタンッ
「北斗くん,,,言えなくてごめんね。
実はね,,,」
「京本さんも同じ吸血鬼なんだよ。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。