第5話

5 「コーヒー」
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2024/04/25 14:09 更新

振り向かせると決めた私は、
現状 「店員」 と 「客」 の状態から抜け出す必要があった。
あなた
(さて、どーしたもんかなぁ…)

店長
あなたの名字さん?
あなた
あ、はいっ。
店長
ほらぁ、突っ立ってないで、運んで運んでぇ…


ぼーっと考え事をしていた私に、店長が ほらほら と背中を押した。



あなた
お待たせしました。
アイスティーです。
清川 潤
っす…









休日、私は自分が働くカフェへ出かけた。
あなた
(そうだよ、店員と客がダメなら、客と客になっちゃえばいいんだ!!!)






カランカラン
店長
いらっしゃいませ…あぁあなたの名字さん。
どうもぉ
あなた
こんにちは! 
ショッピング帰りに寄っちゃいました!
(清川先輩いるかなぁ……)


なんか、ストーカーみたい。
あなた
(いや、ショッピング帰りなのは間違いないし!!!)
店長
お好きな席どーぞ
あなた
はーい


あ、居た。






いつも窓際のカウンター席でパソコン作業してるからなぁ。







マスクはしているが、オーラがある。
あなた
(素敵ぃ……。じゃなくて!!!!!!)








勇気を振り絞れ!!!!!!
あなた
あ、あのっ。
清川 潤
…!?

はい。



驚いた表情を一瞬見せ、パソコンを閉じ

Bluetoothのイヤホンを片耳外してくれた
あなた
よ、よ、よければ…


………お隣いいですか?





聞けたよ!!!!!!




偉い私!!!!!


清川 潤
あ、どうぞ。
と、隣の席へ招いてくれた
あなた
(よしっ!!!どうにか隣には座れた!!!)




んで、どうすんの!!!!!
店長
注文きまった?
あなた
あ、あぁ。
ブラックのアイスとシュガードーナツで
店長
はいはーい。




私は荷物を置いて、先程書店で買った本を取り出した。
あなた
(うぅ……話すタイミング無い。)




清川 潤
先日はありがとう、ございました。
あなた
あっ、いえ!!全然!!
清川 潤
今日は、お客さんなんですね。
あなた
はいっ!ショッピング帰りに…




向こうから話しかけてくれるだなんて!




会話続けなきゃ!!
あなた
あっ…
清川 潤
……?
あなた
お仕事中でした…?
清川 潤
あぁ…はい、まぁ。





しまったぁぁぁぁぁぁあ……





そうだよね、その為にカウンター席で毎日パソコンカタカタやってるんだもんね。
あなた
ご、ごめんなさい、えっと、、
清川 潤
いえ、区切りもいいので、大丈夫ですよ。
あなた
すみません……


はぁ、紳士過ぎるよ清川先輩…



また気を使わせてしまった…
あなた
(き、気まづい。何を話せば…)



店長
はい、お待たせ。
アイスコーヒーとシュガードーナツね。
あなた
ありがとうございます。
店長
あとコレね
そう言って、店長がパフェをテーブルに置いてくれた。
あなた
えっ、なんですかコレ!
店長
試作品のコーヒーゼリーパフェなんだけど、食べてみてくれないかな?
隣の常連さんも御一緒に。
そしてスプーンを2つ置いてくれた。
清川 潤
わ、いいんすか?
ありがとうございます。


店長
ごゆっくりどうぞ

帰り際に分かりやすくウインクしてくれた。

あなた
(て、店長ぉぉお✨✨)

清川 潤
なんか、良くしてもらって申し訳ないっす。
あなた
い、いえ!
ぜひ、お先食べてください!

清川 潤
あ、……は、はい。
では…………いただきます



ん????







…………なんか、引っかかる。













あれ……?












コーヒー 、ゼリー……?









あなた
!?!?!?!?!?






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てん
長らくお待たせしました…
投稿頻度どうなってんだって話。


最後は……まぁもう、あまちゃん民の方ならお察しの通りで……





いいね頂けたらモチベになります…😭
良ければ押してね

(短編集も作りましたのでそちらも是非っ!)

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