第4話

4「雨」
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2024/04/11 18:02 更新


あれから数日、清川先輩が来る事はあるがまだ会話はできないでいた…
あなた
ご注文お決まりですか?
清川 潤
あ~、いつもので。
あなた
アイスティーですね。
かしこまりました。


気が付けば 「いつもの」が定着していた。



少し近ずけたようで嬉しい……






と思っているのは私だけなのだろう。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あなた
(今日は早上がり、ラッキ~)
外は生憎の雨だったが、偶然折り畳み傘を持っていた自分を褒めたい…!!







カラン カラン
清川 潤
うわ…雨かよ…

ちょうど店から出てきた清川先輩が、傘が無いようで困っていた…











まさに……















振り向かせる チャンス!!!!!!!!

あなた
あ、あのぉ……
清川 潤
はい
あなた
良ければ使います…?






よく言った私……!!!!!!!!





これで私を忘れていても、何か話せる機会が……
清川 潤
傘……2つお持ちで…?









あ…… あぁ……しまった
あなた
あ、ええっと、今日は…まぁ、偶然??
仕事場のロッカーに折り畳み傘入れてて…
もう1つは家から持ってきた……的なぁ…、?






的な って何!?!?!?!?






嘘なのバレバレすぎだろ!!!




清川 潤
………お言葉に甘えてもいいっすかね、



気を…遣わせてしまった……





あなた
す、すみません……どうぞっ!
申し訳なさと恥ずかしさで震える手を堪え、傘を渡した。


緊張している私とは裏腹に、丁寧な言葉が帰ってくる。
清川 潤
すみません。ありがとうございます。
あなた
い、いえっ…!!



相手が歩き出すのを、お互いが待っているような感じがした……







少しの沈黙の後、
あなた
私 ロッカーに傘取りに行くんでッ!
では!! っとトートバッグを持つ逆の手を挙げた


清川 潤
っす……
少し会釈をした後、折り畳み傘を広げ雨の中を歩き出す彼を見届けた……











さて……
あなた
どうするかなぁぁ……


携帯で調べた天気予報によると、あと2時間は降り続けるらしい……



あなた
(話す機会ができたのは嬉しいけど、気遣わせちゃったなぁ…嫌われたかな? もう自分が情けない…)









数分考えた末、もういっそ雨に濡れて帰ろうと、肩にかけていたトートバッグを頭にのせた。


タッタッタ…と、雨の中足音がした
あなた
あれ…?(清川先輩だ…)
清川 潤
悪い、、傘ありがと…




少し息を切らしているようだった。
あなた
ど、どうしたんですか?



清川先輩は新しい傘をさしているようで、私の折り畳み傘を手に持っていた。
清川 潤
ちょっと先のコンビニで傘買ったんで。
ありがとうございました。


と私に傘を渡した。
清川 潤
じゃ…これで。
あなた
あ、…はい

「これで。」

私達の関係はこれ以上にはならないと、釘を刺されたようだった。


あなた
は、恥ずかし…

子供みたいに恋愛に盛り上がってしまっていたのに気がついて、一気に顔が熱くなる…
あなた
もう……






心に決めた





あなた
絶対振り向かせる……





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てん
更新遅くなってすみません!

いいねあり次第更新します!

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