第29話

028
163
2026/02/14 07:00 更新





あなた
  なっ ……!?  





   驚いたことに 、
   犯人は私になんて目もくれず、

   真っ直ぐに敢助さんを狙った

   



   もう少し時間を稼がないと
   安全な足場を確保できない

   危険すぎる






   敢助さんの指示で
   私と由衣ちゃん 、

   二人で反撃をするが
   やはり 斜面は上からの方が
   位置的優位に立ちやすい




   そして 、
   相手も相手で
   果敢に斜面を駆け下りてくる




   犯人の銃弾は
   敢助さんの頭上を掠め、
   由衣ちゃんの足元を抉る



   威力から見ても
   ライフル弾であることは
   間違いなさそうだが、
   コナンくんから聞いた話


   「蘭姉ちゃんが銃を蹴った時 、
    カバーの下に感触がなかったんだって」


   蘭さんから聞いたそうだが、
   銃床を蹴った際に
   まるで手応えがなかったのだとか




あなた
  ( 仮に中折式だったとしても  
    折ったまま撃つことはできない  





   相手の姿が 、見えない 。




   私がそんなことを
   考えている間にも 、

   由衣ちゃんと敢助さんは
   崖まで追い詰められていく


   そこで
   後から追ってきた高明さんと合流し
   
   高明さんの援護射撃へと回る




あなた
  敢助さん  由衣ちゃん  
  怪我はないですか?





   高明さんが気を逸らしている間に
   二人の元まで 急いで降りる




 Kansuke.
  俺は何ともねぇ  
  上原は?



 Yui.
  私も大丈夫よ  





   
   安否確認の最中
   私たちの上に投げられたのは
   爆竹缶だった




あなた
  ___ 伏せてっ  





   敢助さんと由衣ちゃんが
   頭を低くする

   高明さんは 犯人の相手をしており
   ここで二人が潰れたら
   犯人が野放しになる




   誰一人だって、欠けさせない











   弾丸が撃ち込まれた
   爆竹缶は 激しく燃え上がり、

   爆煙が地上に降り注いだ




あなた
  ごほっ  ……  





   煙で周りが見えない




   だけど 、
   結局 発砲音は消えていない




   まだ 、終わっていないんだ















   甲高く 金属がぶつかる音がした




   音の方を見ると
   敢助さんの手にあった拳銃は
   犯人の弾丸によって
   弾き飛ばされており 、

   由衣ちゃんとも 少し距離があった




   犯人の銃口は
   迷いなく 敢助さんに向けられていて
























   次の発砲音と共に
   崖下へ 急速な降下を始めたのは ____
























あなた
  高明さん  ……  っ  





   敢助さんを庇った
   高明さんだった 。














   新作 3個 (2ストーリー)考えてて
   迷いすぎて 何にも手が着いてないの
   やばすぎてもう 寝ます




   あともうすぐテストなので
   低浮予言しときます




プリ小説オーディオドラマ